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関空で一夜をどう過ごす? 早朝、深夜便利用時に仮眠スペースを確保するには

4/20(金) 6:20配信

乗りものニュース

無料の休憩スペースから24時間営業の有料ラウンジまで

 日本には6つの「24時間空港」があります。航空機の離着陸に時間規制のない空港のことをいい、新千歳、羽田、中部、関西、北九州、那覇の各空港がそれにあたります。あくまで航空機の運用にもとづいた表現で、利用旅客からすると、空港によっては24時間オープンの店舗がなかったり、深夜早朝は交通アクセスが途切れたり、ターミナルが閉鎖されていたりと、「24時間利用できる」とは言い難い面があります。

【写真】関空のエアロプラザ2階は24時間開放

 具体的にいうと、深夜から早朝にかけて、羽田空港では鉄道は運行されず、限られた本数のバスが限られた場所を往復しているだけです。国内線ターミナルは閉鎖され、国際線ターミナルのみを開放しています。また、たとえば60分や90分など時間単位で利用できる個室や半個室の有料施設はありません。那覇空港は公共交通機関は24時間運行ではなく、ターミナルの一部のみ開放。中部空港も公共交通機関は24時間運行ではなく、ターミナルの1階と2階のみ開放ですが、これに直結した簡易宿泊所が1軒あります(利用は3時間以上)。北九州空港はターミナルを閉鎖します。新千歳のターミナルも1階から3階まで閉鎖され、4階にある温泉施設が唯一早朝まで過ごせる場所です。公共交通機関も24時間運行ではありません。

 それらと比較すると、関空こと関西空港は、公共交通機関の運行は同様に乏しいものの、早朝から深夜まで過ごせる無料、有料の施設が揃っているといえます。関空を運営する関西エアポートによると、アジア系LCCの早朝深夜発着便が増え、国内外の利用客が空港で過ごすことが多く、施設が増えていったといいます。

 まず、第1ターミナルは1階から4階まですべて24時間開放していて、空いているスペース、ベンチで仮眠を取ることが可能です。24時間営業のコンビニや飲食店があり、国際線ゲートエリア中央(北)にシャワー室が設置されています。シャワーの利用は、15分600円です。

 第1ターミナルと渡り廊下で繋がれた複合施設「エアロプラザ」の2階には、休憩所が設けられています。毛布の貸し出しや、無料Wi-Fiのサービスも提供。シャワー室(15分500円)や自動販売機もあります。同じ館内には24時間営業の飲食店も。
 
 ただし関西エアポートによると、エアロプラザ2階の休憩所は22時くらいにはほとんど一杯になってしまうそうです。また、第2ターミナルも24時間開放していますが、ベンチの数が少なく、24時間営業の店舗やシャワールームもないので第1ターミナルやエアロプラザで仮眠をとる人が多いそうです。

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