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川和・加藤幹典、多摩・小林至 異色キャリア歩む「公立の星」

4/20(金) 6:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

 川和から慶大に進みドラフト1位でヤクルト入りした加藤幹典さん。高校最後の夏は初戦負け。小雨でぬかるむマウンドで両足をつり、法政二に大会タイ記録となる10連打を浴びて七回コールド負けした。しかし「これがあってこそ、大学でももっと野球に取り組めた」。

異色の2人の野球人生 川和・加藤幹典、多摩・小林至

 慶大では4年間で30勝。プロでは肩の故障に悩まされ通算5年で1勝に終わり、現在は川和の臨時コーチを務めながらスポーツスクール事業などを展開する会社を立ち上げた。野球の底辺拡大、プロ選手にセカンドキャリア支援などに取り組むつもりだ。

 根底にあるのは「僕のように故障で、というのを選手に味わわせたくない」という思い。栄光も挫折も味わった「公立の星」は今、陰から野球界を照らす。
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 多摩から東大に進学し、東大史上3人目のプロ選手となった小林至さん。ソフトバンクの球団幹部を経て、現在は大学の教壇に立つ。

 高校では公式戦登板なし。「試合に出たい」と偏差値40台から浪人して入った東大では、2年春からリーグ戦で登板するも未勝利。プロでは1軍未経験。しかし、だからこそ「自分にしかできないこと」を追い求める。

 「目標は監督やコーチじゃない。プロ野球のコミッショナーだった」。球界の風雲児として、スポーツビジネス界で活躍の場を広げている。
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 高校野球の夏の甲子園が今年、100回大会を迎える。全国屈指の激戦区神奈川の魅力をさぐる100回連載は、伝統校&公立編。今回はプロを経て独自の経歴を歩む川和・加藤幹典さんと多摩・小林至さんです。

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