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2019年元旦に著作権消滅!パブリック・ドメイン化される名画たち

4/20(金) 8:15配信

Movie Walker

米Atlanticが報じた情報によると、保護期間に変更が施された米国の著作権法が施行されることにより、2019年から数十年間、毎年元旦に発表年から95年をすぎた無数の本や楽曲、ハリウッド映画といった作品が「パブリック・ドメイン」になる。

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「パブリック・ドメイン」とは知的財産権が消滅した公有状態を指す。なぜ2019年の元旦にパブリック・ドメイン化される作品に注目が集まっているかと言うと、1998年に制定された法律の改正で「1923年から1976年に著作権が認められた作品は95年間保護される」と定められたからだ。

著作権法にはこれまで何度か変更があったため、それに従い著作権保護の延長手続きが行われなかった同時期の作品に関しては、既にパブリック・ドメイン化してしまったものもある。しかし、延長手続きが行われ、未だ保護下にあった作品も来年元旦には公有化してしまうのだ。その中にはハリウッドの映画史に残る不朽の名作も多い。米Atlanticは、その中から、2019年にパブリック・ドメイン化する映画の一部をリストアップした。そのリストは以下の通り。

『巴里の女性』監督:チャールズ・チャップリン

『大北の怪異』監督:エドワード・スローマン

『漂泊の孤児/ダディー』監督:E・メイソン・ホッパー

『女性の敵』監督:アラン・クロスランド

『Eyes:of:the:Forest(原題)』監督:ランバート・ヒルヤー

『青春に浴して』監督:ジョン・フランシス・ディロン

『Glumov’s:Diary(原題)』監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン

『Her:Accidental:Husband(原題)』監督:ダラス・M・フィッツジェラルド

『浪吼ゆる夜』監督:ラルフ・インス

『鉄路の白薔薇』監督:アベル・ガンス

『懐しの紐育』監督:シドニー・オルコット

『南海の情火』監督:ラオール・ウォルシュ

『メイン・ストリート』監督:ハリー・バーモン

『荒武者キートン』監督:バスター・キートン、ジョン・G・ブリストーン

『Potash:and:Perlmutter(原題)』監督:クラレンス・G・バッジャー

『Ruggles:of:Red:Gap(原題)』監督:ジェームズ・クルーズ

『ロイドの要心無用』監督:フレッド・C・ニューメイヤー、サム・テイラー

『スカラムーシュ』監督:レックス・イングラム

『売られ行く魂』監督:ルパート・ヒューズ

『Stephen:Steps:Out(原題)』監督:ジョセフ・ヘナベリー

『The:Barnyard(原題)』監督:ラリー・シモン

『幌馬車』監督:ジェームズ・クルーズ

『The:Eternal:Struggle(原題)』監督:レジナルド・バーカー

『The:Handy:Man(原題)』監督:ロバート・P・カー

『ノートルダムの傴僂男』監督:ウォーレス・ウォースリー

『The:Mummy(原題)』監督:ノーマン・タウログ

『やくざ者』監督:アルフレッド・E・グリーン

『偽牧師』監督:チャーリー・チャップリン

『笑王ベンターピン』監督:F・リチャード・ジョーンズ

『十戒』監督:セシル・B・デミル

『ホワイト・ローズ』監督D・W・グリフィス

『ホワイト・シスター』監督:ヘンリー・キング

『キートンの恋愛三代記』監督:バスター・キートン

『極北の天地』チェスター・M・フランクリン

1923年は、トーキー映画が公開され始めるちょうど4年前にあたり、ご覧の通り来年パブリック・ドメインになる作品にはチャーリー・チャップリンや、バスター・キートン、セシル・B・デミル、D・W・グリフィスといった有名監督のサイレント映画が含まれている。

『幌馬車』と『十戒』は1923年の興行成績上位2つのヒット作だ。来年元旦から始まるパブリック・ドメイン・ラッシュを機に、このような白黒のサイレント映画を現代風にアレンジした映画やテレビドラマを目にするようになるかもしれない。(Movie Walker・LA在住/小池かおる)

最終更新:4/20(金) 8:15
Movie Walker