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小林誠司の低評価は妥当? 今季大爆発で「打てる捕手」に覚醒なるか

4/21(土) 12:31配信

VICTORY

巨人の正捕手、小林誠司が開幕から打撃で大爆発を見せている。「打てない捕手」などネガティブな評価を受けることも多いが、WBCで活躍したり、ゴールデングラブ賞を獲得するなど“持ってる”のも確かだ。はたして小林への評価は妥当といえるのだろうか? 小林の真の評価を探りたい。(文=花田雪)

巨人で2年間レギュラーを守り抜いたことはもっと評価されるべき

実に、不思議なプロ野球選手だ。

読売ジャイアンツの正捕手・小林誠司のことである。

広陵高校、同志社大学、日本生命と各カテゴリーの「名門」でプレーし、2013年ドラフト1位で巨人に入団。プロ1年目から1軍定着、3年目の2016年からは正捕手に。

経歴だけを見れば「野球エリート」と呼ぶにふさわしい。加えて、マスクをかぶらせておくのはもったいないほどの端正な顔立ちも誇る。

昨春行われたWBCでは侍ジャパンの正捕手として大会通算打率.450、1本塁打、6打点。その知名度も一気に全国区となった。

それでも、なぜか小林には何かと「ネガティブ」な報道、評価が目立つ。

代表的なのが小林を評する際にもっとも多く使われる「打てない」という評価だ。

確かにレギュラー獲得後の2年間の打率を見ると2016年が.204、2017年が.206。プロ4年間の通算打率も.214とかなり低い。かといって一発長打があるかというとそうではなく、通算本塁打も昨季終了時点で10本。昨今、プロ野球界には「打てる捕手」がいないといわれて久しいが、小林はその対極、「打てない捕手」の象徴のように扱われている節がある。

ただ、ここで補足しておきたいこともある。昨季、セ・パ12球団で規定打席に到達した捕手は、小林と中村悠平(ヤクルト)しかいない。「打てる捕手」が不足しているどころか「レギュラー捕手」自体がいないのだ。そんな中、球界の盟主といわれる巨人において、過去2年間レギュラーを守り抜いた小林という選手は、もっと評価されてしかるべきだろう。

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最終更新:4/26(木) 13:51
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