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話題の「立体商標登録」ってなに?キッコーマン「卓上しょうゆ瓶」が三回目の悲願で登録!第一号は早大の大隈重信像

4/24(火) 16:30配信

AbemaTIMES

 先月30日、キッコーマンが1961年から販売している「しょうゆ卓上びん」が、特許庁の「立体商標」に登録された。

 立体商標とは、商品そのものの外観や商品の包装容器の形状、キャラクターの人形などを対象に商標として登録・保護する制度で、日本では1996年に導入された。登録第一号は早稲田大学にある大隈重信像で(1998年)で、コカコーラのびん、ヤクルトの容器、コニシの木工用ボンド、ケンタッキーのカーネルおじさんなども登録されている。

 50年以上にわたってデザインを守り続け、シルエットでもわかるほどメジャーなキッコーマンのしょう油びんだが、3回目の申請にしてようやく登録が叶ったという。

 商標登録に詳しい弁理士の栗原潔氏によると、立体商標登録の登録は非常にハードルが高いのだという。「特定の形を特定の企業に独占させることによる弊害も考えられるので、消費者が“この形といえばこのメーカーのものだ“とすぐにわかるくらい認知度が高いことも条件。弁理士はその証明のため、段ボール一杯の資料を用意して審査官とやりあうことになります」。

 栗原氏によると、立体商標登録をすることでいわゆる“パクリ“防止にもつながり、別のメーカーが悪意を持って似た形の商品を売り出した場合、差し止めや損害賠償請求をすることが可能になるという。

 話を聞いた乙武洋匡氏が「もし人間工学的にこの瓶の形が最も使いやすいとなった場合、他のメーカーのものを買った消費者は使いにくい瓶を使い続けなければならないことになるのではないか」と疑問を呈すると、「立体商標は装飾的なデザインの部分を対象にしているので、例えば滑りにくいようにしてある工夫など、機能的な部分は対象にならない」と説明していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

最終更新:4/24(火) 16:30
AbemaTIMES