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「将来はケーキ屋さん」407グラムで生まれ、元気に迎えた島の入学式

4/24(火) 5:55配信

沖縄タイムス

 沖縄県伊江村立伊江小学校(比嘉悟校長)と西小学校(目取真淳校長)の入学式が10日、各校体育館で行われ、伊江小22人、西小28人の新1年生が入学した。西小では身長25センチ、体重407グラムの超低出生体重児で生まれた金城幸花さん(6)も元気に登校し、小学校生活をスタートさせた。

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 朝5時半に起きたという幸花さんは、水色のランドセルを背負い「勉強が楽しみ。将来はケーキ屋さんになりたい」と笑顔を見せた。

 幸花さんは2012年1月、沖縄県立中部病院で生まれた。妊娠高血圧症で入院中だった母親の奈津子さん(40)が予定より16週早く出産。退院するまでの半年間、奈津子さんは恩納村安富祖の実家から授乳のため毎日病院に通った。

 退院後も肺の機能を補うため、恩納村で在宅酸素療法を続け、13年5月に伊江村に帰ってきた。

 村立の保育所、幼稚園に通い、健やかに成長した幸花さん。小学校の入学式では、担任から名前が呼ばれると大きな声で「はい」と返事し、校歌を斉唱した。

 父の幸人さん(39)も西小の出身。「生まれてからこの日を待ち望んでいた。地域の皆さんに支えられ感謝している」と話す。奈津子さんは「あっという間の6年間だった。支えてくれた関係者や幸花に感謝です」と語った。

 幸花さんは体重も20キロを超え、最近は体調を崩すことも少なくなり、中部病院での定期健診も半年に1回になった。14日に行われた伊江島一周マラソンでは、主治医の源川隆一医師が10キロの部に参加。幸花さんと奈津子さんは沿道から「先生頑張れー」と誰よりも大きな声援を送っていた。(屋嘉比りさ通信員)

最終更新:4/24(火) 7:20
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