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故宮博物院、地下宝庫を40%拡大へ 文化財の保護機能も拡充

4/26(木) 12:40配信

東方新報

【東方新報】北京市(Beijing)の故宮博物院(Forbidden City、紫禁城)では、2013年から進めている同院所蔵の文化財の保護やサービス向上を目指す「平安故宮」プロジェクトが5年を迎え、地下倉庫の改造と地下通路の建造事業が17日、本格始動した。

 この工事は故宮ではこの20年で最も大規模な地下倉庫拡張工事となる。既存の第一地下倉庫と第二地下倉庫の中間にある8285平方メートルの空間に倉庫を増築し、完成すると地下倉庫の総面積は40%拡張され、2万9073平方メートルになる。

 また、地下倉庫と故宮西側の文化財保護総合業務室(通称「文化財病院」)をつなぐ地下通路も建設する。工事は2020年12月完了予定。

 故宮博物院の単霽翔(Shan Jixiang)院長によると、現在使用中の第一、二地下倉庫内には約97万件の所蔵品が保管されており、そのほかの約80万件の文化財は故宮の古い倉庫内に収蔵されているが、温度・湿度管理が難しいため、今回の増築が計画されたという。

 地下倉庫と「文化財病院」間をつなぐ地下通路は温度と湿度が一定に保たれ、文化財を持ち運ぶ際の影響を抑えることができる。また、現在使用中の第一、二地下倉庫内も同様に、部屋ごとに調整が可能になる。(c)東方新報/AFPBB News

※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

最終更新:4/26(木) 20:55
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