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(語る 人生の贈りもの)山藤章二:10 野坂昭如の挿絵からイラストへ

4/27(金) 7:30配信 有料

朝日新聞デジタル

 ■イラストレーター・山藤章二

 「止まっている時計は一日に一回はピッタリと合う」
 フリーになり、なかなかうまくいかなかった頃、そんな夢想をしていました。
 時代に歩調が合わなくても、いまは立ち止まってはいても、どこかでチャンスに巡り合える……すがるような思いからでした。
 ついに、またとない好機がやってきました。
 《週刊文春で野坂昭如のコラム「エロトピア」で作品を描いてくれ、という注文がきた。直木賞を取ってまもなし、という勢いのある作家だった》
 異端なる彼とは波長が合いました。世の中を斜に構えてみるところなど、感性が似ていた。…… 本文:775文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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