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【新日本】棚橋 オカダのIWGP王座V11阻止へ“師匠・藤波の奇跡”再現誓う

4/27(金) 16:30配信

東スポWeb

 新日本プロレス5月4日福岡国際センター大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)に挑戦する棚橋弘至(41)が26日、悲壮な決意を表明した。絶対王者のV12阻止に立ち上がった棚橋は、前哨戦で全くいいところがなく四面楚歌状態。残酷なまでに世代交代の現実を突き付けられたエースだが、かつての師・藤波辰爾(64)の雄姿を胸に奇跡の復活を誓った。

 現在V11で自身と並ぶオカダの新記録阻止に挑む棚橋は、23、24日の後楽園連戦で墓石式パイルドライバーで連日KOされる醜態をさらした。2年4か月ぶりのIWGP戦を前に「リアルな現実を突き付けられてますよ。起死回生のプラン? 新技を考えようとも思ったんですが、浮かばなかったっす。アイデアと才能が枯渇している」と、圧倒的不利を認めた。

 挑戦者への物足りなさをあらわにするオカダからは、福岡決戦で引導を渡すと予告された。これに対し自身のツイッターで「熨斗(のし)つけて返す」と表明していた棚橋は「それだと1回もらっちゃってることに後で気付いたっす…。ただ、内藤(哲也)の時もありましたし、もう実は結構引導もらっちゃってるんでね。引導の在庫はたんまりあるんだよ!」と修正したが、得意の“言葉遊び”をしたところで肝心の問題は何も解決しない…。

 しかしそんな苦境の中でエースの脳裏に浮かぶのは、かつての師匠が起こした“奇跡”だ。1998年4月4日東京ドーム、アントニオ猪木引退興行のセミで、当時44歳の藤波はIWGP王者・佐々木健介に挑戦した。年齢的に最後のIWGP戦になるのでは…とファンが不安を抱く中、当時大学生だった棚橋は、入場時に花道まで走り「藤波、これが最後じゃねえぞ!」と絶叫。その声が届いたのか藤波は奇跡の王座奪還を果たした。棚橋は「ものすごい腰が悪い中でジャーマンで勝ったんですよ。勇気もらえるじゃないですか。みんなが『無理だ』と思うことをリングで見せるのがプロレスラーなので。ネバーギブアップ。俺は生まれてから諦めたことないから!」と、その再現を誓った。

 この日の兵庫・加古川大会では6人タッグ戦でオカダと激突。ドラゴンスクリューからプランチャーを浴びせチームの勝利に貢献し、復調の兆しを見せていた。

最終更新:4/27(金) 17:19
東スポWeb