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細部にこだわる必要なし! スウィングの目的は「キレイな円」を描くこと【ゴルフ】

5/5(土) 20:00配信

みんなのゴルフダイジェスト

うまい人のスウィングを参考にするとき、ついついトップの位置やインパクトの形など、細かい部分に目が行きがち。だが、レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞したこともある増田哲仁プロは、スウィングは「いかにきれいでスムーズな円を作るか」であり、細部にこだわる必要はないと言う。著書「ネジらない!から遠くへ飛ぶ、ピンに寄る。」からスウィングの基本、「円の描き方」をご紹介。

「パーツ」を見るのは意味がない

――ゴルフがうまくなりたかったら、うまい人のスウィングを見ることだ、とはよくいいますが、いったいどこを注意して見たらいいのでしょう。

トップ位置やインパクトの形など、多くのゴルファーはスウィングを細かくパーツに分けて考える傾向があるようです。スウィングを見るときも、どうしてもパーツに目がいきがちですが、それは意味のないことです。

――部分部分、パーツにこだわることは、そんなに意味のないことでしょうか。

ゴルフのスウィングというのは、バックスウィングを始めてからフィニッシュまで、わずか1~2秒しかない「瞬間芸」なのです。まばたきをする暇もないぐらい、一瞬で終わってしまうスウィングの、それも一部分を取り出して、その形だけを真似しようとしても無理ですし、細部にこだわっていたら、スムーズにスウィングすることが疎かになってしまいます。

――では、たとえば増田プロは、スウィングの何を見るんですか。

スウィングの基本は「いかにきれいでスムーズな円を作るか」だと、私は考えています。いったんスウィングがスタートしたら、体のどの部分も止まることなく、フィニッシュまで一気にヘッドが駆け抜けていく。だから私は、ゴルファーの円弧を見ます。ヘッドが描くスウィングの円を見て、ゴルファーのレベルや課題をチェックします。私にとって、スウィングを教えるということは、円の描き方を教えるようなものです。

――自分がスウィングするときも、円を意識しなくてはいけないのでしょうか。どちらかというと、多くのゴルファーは「スクェアに立つ」とか「30センチ真っすぐ上げる」とか、真っすぐ、直線をイメージすることが多いかと思います。ボールが曲がると「スクェアにインパクトできなかったからだ」といわれますよね。

スムーズな円を描くためには、スウィングに角があってはいけないんです。角をつくらないためには脱力することも大事ですが、スウィング中の直線感覚は厳禁。たとえば「30センチ真っすぐ引け」などといわれると、多くの人はクラブヘッドを地面と平行に、しかも真上から見て30センチ、直線的に引こうとするでしょう。地面と平行に真っすぐヘッドを引いて、そこからクラブを上げようとすれば、そこに角ができてしまいますよね。私が直線をイメージすると角ができる、というのはそういうことです。

――直線がいいとか、物理的にナンセンスとかいうよりも、途切れてしまうんですね、スウィングの流れが。

スウィングをパーツにして、一部分だけを真似ようとするのも同じことで、静止した状態の一瞬の形を意識した途端に、その部分に角ができて、丸にならなくなってしまうんです。

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