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「THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」公開…安彦総監督「ファーストガンダムにつながってるでしょ?」

5/6(日) 15:25配信

スポーツ報知

 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」が5月5日から全国35館でイベント上映(4週間限定)。6日に新宿ピカデリーで上映2日目記念舞台あいさつが行われ、「ザビ家」一族のキャストが勢ぞろい。ほかシャア・アズナブル役の池田秀一、安彦良和総監督、谷口理プロデューサーが登壇した。

【写真】舞台あいさつ後に披露された「イラストフォトセッション」の画像(C)創通・サンライズ

 日本アニメ史に残る金字塔である「機動戦士ガンダム」。「THE ORIGIN」は同作のキャラクターデザインを担当した安彦氏の作画によるコミカライズ作品。15年から同氏が総監督となり映画化されており、今作で最終6作目。アニメ本編「1年戦争」以前の武力衝突である「ルウム戦役」。人類史上初となる宇宙で人型兵器が投入された未曾有の戦争が舞台。ジオン軍の人気キャラクター、シャア・アズナブルが“赤い彗星”の異名をとるに至った戦いなどが描かれている。

 TVシリーズ直前までが描かれている今シリーズ全6作。公開を迎え、安彦総監督は「4年あまりで6時間強の映像を作ったんですけど、もっとしんどいだろうと思っていたんですけど、皆さんに支えられて幸せな時間を送られました」とあいさつ。「毎回見どころを聞かれますが、6話についてはとても話しやすいです。『ファーストガンダムにつながってるでしょ?』ということです」と話した。

 ジオン公国を動かす「ザビ家」のキャストがそろうのは、アフレコ現場を含めてもこの日が初だそう。デギン・ソド・ザビ公王には5人の子がいたが、次男・サスロは1話で暗殺。三男・ドズル役の三宅健太が“遺影”を胸に登壇した。ガルマ役の柿原徹也は、シャアをライバル視しているキャラクターで絡む機会が多く、池田とのアフレコが多い“役得”があったという。「隣で(池田)秀一さんの芝居をずっと聞けるのが一番の幸せでした。忘れもしないのは第3話の最後のセリフ『赤い。実にいい色だ』というのは台本に書いてなかったんです。最後の最後に付け足して、できあがった。あのセリフが出た時に、あぁ…できあがった…、ここで初めて『赤い』って出た…」と歴史が誕生した瞬間に立ち会えた喜びで身を震わせたそうだ。

 「ORIGIN」の映像化はこれで一区切り。安彦総監督は「これを見て本編(のORIGIN)を見たくないガンダムファンはおそらくいないと思います。そのストレスはいろんな形で発散していただければ、世の中は動くんじゃないかと…」と続編の可能性を示唆。「その時僕がどうするかというのは年齢(70歳)と相談しながら決めたいと思います。早手回しにデギン閣下(銀河)には、その場合にはまたお願いしますと言質を取りました」とちゃめっ気たっぷりに話した。ラストはギレン総帥役の銀河万丈が恒例の「ジークジオン三唱」でヒットを祈願し、締めくくった。

最終更新:5/7(月) 14:28
スポーツ報知