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なかがわハーフマラソン 3911人がラストラン

5/6(日) 6:30配信

長野日報

 中川村の第11回信州なかがわハーフマラソン(中川ランナーズクラブ、村スポーツ団体連絡協議会主催)が5日、同村のまなびの里牧ケ原文化公園を発着点に開かれた。スタッフの多忙化や人手不足を理由に、今回で最後となる大会。全国各地から過去最多となる3911人がエントリーし、ハーフ(21・0975キロ)、5キロ、3キロ、親子ペア3キロの4種目25部門に分かれて新緑の村内を力走した。

 ハーフは序盤と終盤に登り坂がある最大高低差190メートルの起伏に富んだコース。男子は酒井一選手(24)=愛知県=が1時間10分13秒、女子は三井由香里選手(28)=山梨県=が1時間25分28秒で、それぞれ総合優勝した。出場4回目となる三井選手は「最後に優勝することができて良かった。地元の人のおもてなしが大好きな大会だったので終わるのは寂しい」と語った。

 大会は1980年ごろに陸上長距離選手として活躍した米山正敏さん=同村片桐、シナノ体器会長=や、県縦断駅伝元選手の小澤豊實さん=同村大草=らが提唱して始めた「中川ウオークマラソン」が前身。通算で26回開かれた。その後、「本格的なハーフマラソンに移行しよう」と2008年に第1回を開いた。

 スタッフの献身的なもてなしが評判となり参加ランナーの投票で決まる「全国ランニング大会100撰」に、過去の大会8回が選ばれるなど、人気の大会に成長した。しかし、近年はスタッフの人員確保に課題が多く、「もてなしの質を下げたくない」との思いもあり、第11回を最後に大会を終えることを決めた。

 大会終了後にゴール付近で閉会セレモニーを開催。大会マスコットキャラクター「なかはマン」を先頭にランナー100人ほどが“ラストラン”を行った。実行委員会の小塩政志委員長(53)=同村大草=は「寂しいけれど楽しい11年間だった。多くの皆さんに感謝したい」と話した。

最終更新:5/6(日) 6:30
長野日報