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イニエスタ J1神戸移籍実現へ意外な3条件

5/10(木) 16:31配信

東スポWeb

 超大物のJリーグ移籍が実現するための意外な“3条件”とは――。スペイン代表として2010年南アフリカW杯を制し、同国1部リーグの名門バルセロナで主将を務めた世界屈指のスター選手、MFアンドレス・イニエスタ(33)がJ1神戸に移籍する可能性が急浮上して世界中から注目を集めている。果たして“世紀の電撃移籍”は正式発表となるのか。そのための「カギ」が明らかになった。


 今季限りでのバルサ退団を表明している大スターの去就を巡って、複数のスペインメディアが年俸2500万ユーロ(約32億5000万円)の3年契約で神戸と合意したと報じたことで、日本中がにわかに“イニエスタフィーバー”で沸いている。

 そうしたなか、渦中の神戸で強化部門トップを務める三浦淳寛スポーツダイレクター(SD=43)は9日、報道陣に対して「金額とかびっくりしている。正直、現実的ではない気がする」と戸惑った様子で説明。神戸を運営するインターネット通販大手・楽天の三木谷浩史会長兼社長(53)が主導しているとみられる今回の交渉について「正直、その話は全くしていない」と語った。

 三木谷会長の“豪腕”で超大物の加入が現実味を帯びる一方で、三浦SDが「現実的ではない」と繰り返したようにイニエスタほどのスターになると移籍成立が一筋縄ではいかないのも事実。現実に米国や中国、中東などを巻き込んだ大争奪戦が展開されているが、マネーゲームだけではない移籍実現までのポイントが浮かび上がってきた。

 大手広告代理店関係者は「イニエスタは大変な愛妻家で、夫人の意向も大きな決め手になるのではないか。子どもの教育環境やスペイン人のコミュニティーなどを理由に(夫人は)米国を希望しているという話もある」と指摘する。

 イニエスタは2012年に元スポーツ記者のアンナ・オルティスさんと挙式し、2人の間には3人の子供がいる。イニエスタのSNS上では夫人とのツーショット画像を頻繁に掲載するなどラブラブぶりは有名なだけに、新天地は愛妻の意思に最大限配慮して決定するというのだ。

 また“趣味”も重要な要素に。「イニエスタのワイナリーに関する契約が話題になっているが、米国のクラブの中には有名産地の畑を提供して世界展開させるという話をしているところもある」と同関係者。自身が経営するワイン農場「ボデガ・イニエスタ」の製品を大量契約することが契約の必須条件とみられるが、米メジャーリーグサッカー(MLS)で西海岸に本拠地を置くクラブが、世界屈指のワイン産地として知られるカリフォルニア州ナパバレーの農場と提携してワイン事業を拡大させるプランを持ちかけているとの情報もある。

 さらに、Jクラブの強化担当者によると「旧知の選手が近くにいるとか、ストレスなく過ごせる環境も考慮するのでは」。バルサやスペイン代表で盟友だったMFシャビ(38=アルサド)がカタールで現役引退後にそのままクラブに残って指導者に転身すると言われており、オイルマネーとともに親友から直接口説かれれば中東行きを決断する可能性も出てくる。

 様々なハードルを乗り越えて、神戸は日本サッカー史上最大の契約を正式に締結することができるのか。世界中から視線が集まっている。

最終更新:5/10(木) 16:31
東スポWeb

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