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今秋の「伊那市中学生キャリアフェス」 生徒の実行委始動

5/10(木) 7:04配信

長野日報

 伊那市教育委員会は9日、市内全6中学校の2年生全員を対象に今秋初めて行う「伊那市中学生キャリアフェス」に向けて、2年生でつくる中学生実行委員会を立ち上げた。各校2人計12人の中学生実行委員が、産学官で組織する実行委員会に参加し、オープニング(開会式)の企画運営などに携わる。市教委はこの日、伊那中学校で1回目の打ち合わせを行い、生徒に「単なる職業紹介ではなく、熱い思いを持った大人と出会い、新たな発見ができる場にしてほしい」とキャリアフェスの趣旨を説明した。

 キャリアフェスは2016年度から1校単位で行ってきたが、今年度は新たな試みとして規模を拡大。約650人の生徒を集めて全市的に開催する。11月2日に市民体育館で行い、地元の企業や文化活動などを知るビジネス、カルチャーブース、大人と生徒が語り合うヒューマンブースを設ける。6月中旬まで公募し、70~90事業所・団体に参加してもらう予定だ。

 この日、生徒のほか、実行委員ら10人が参加。実行委員で市教育委員の田畑和輝さんは「この地域にいる熱い大人と出会ってもらうのがポイント」と趣旨を説明。仕事や地域に対して熱い思いを持つ多くの大人と出会い語り合うことで、子どもも大人も将来や生き方を考える機会にしてもらうことを期待した。

 中学生実行委員会はオープニングとクロージング(閉会式)の企画運営、パンフレット構成を担当し、3、4回の打ち合わせを重ねて準備を進めていく。生徒たちは自己紹介を終えると3グループに分かれ、キャリアフェスのサブテーマやパンフレットの形式などを考えた。

 先輩からキャリアフェスの様子を聞き、実行委員に立候補した伊那中の松村京香さん(13)は「知らない子同士で一緒に回ったり、各ブースに集まった同じ考えを持つ人と仲良くなれるような企画を考えたい」と話した。

 実行委員長の武田育夫・伊那中校長は「同じパートナーとして子どもたちと一緒に良いものをつくり上げたい。とくに市内の中学2年生が全員そろうオープニングで、中学生の警戒心を解けるのは同じ中学生。子どもたちの発想を大事にしていきたい」と語った。

最終更新:5/10(木) 7:04
長野日報