ここから本文です

<エアレース>滑走路脇ホテル貸し切る 安全確保のため3日間 /浦安

5/11(金) 9:37配信

千葉日報オンライン

 26日から千葉市美浜区で開かれる小型プロペラ機の国際大会「レッドブル・エアレース」で、実行委員会が航空法の規定をクリアするため、浦安市内にある臨時滑走路脇のホテルを3日間貸し切ることが10日、実行委などへの取材で分かった。ホテルを無人にして安全を確保し、特例的に国から滑走路の使用許可を得るとしている。

 国土交通省などによると、航空法は航空機が離着陸する際の安全を確保するため、滑走路周辺の建物の高さを制限している。エアレース機は同市内の臨時滑走路を利用して離着陸する予定だが、同滑走路から約50メートルの距離に今月1日、高さ約70メートル、18階建ての東京ベイ東急ホテル(同市)が開業。同法の制限を越えることから、宿泊客らの安全のため、滑走路を利用するには何らかの対策を取る必要があった。

 そこで実行委は練習日も含めた25~27日の3日間にわたって同ホテルを貸し切り、無人にすることで対応。14日には同省の秋本真利政務官が現地を視察して状況を確認する。安全対策が十分図れていると確認できれば、滑走路の関連工事終了後に国交相から特例的に滑走路使用許可が受けられる見込みという。

 実行委の広報担当者は「安全基準に沿うよう対応しており、問題なく開催できると考えている」と話した。

 同大会は“空のF1”と呼ばれ、小型のエアレース機が最高時速370キロで駆け抜けてタイムを競う。同区の千葉県立幕張海浜公園沖の海上を舞台に、26日に予選、27日に決勝が行われる。