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サッカー日本代表・西野朗監督、“脱ハリル”打ち出し「西野色」に塗り替え

5/12(土) 16:56配信

夕刊フジ

 サッカー日本代表の西野朗監督(63)が、“脱ハリル”を打ち出した。

 8日に欧州視察から帰国。4カ国を巡り代表候補11人を視察したが、そのうち試合でのプレーをチェックできたのは、DF吉田(サウサンプトン)、FW宇佐美、原口(ともにデュッセルドルフ)の3人だけ。

 それでも「試合に出ていなくても、すごい競争力の中でやっていた。これまではスタメンは当然だろうと思っていたが、あそこで主力になるのは大変なこと」と理解を示した。

 前任者のハリルホジッチ氏が「欧州リーグで主力になること」を日本代表でレギュラーになる第一条件としていたのとは違い、出場機会に恵まれない選手にも門戸を広げた格好だ。

 また、日本協会の田嶋幸三会長が「(西野監督には)どんどんわがままをいってほしい」とコメントしたと聞いても、「そういう感覚に慣れていない。十分すぎるアシストをしてもらっている」と謙虚。協会のサポート体制をボヤキっぱなしだったハリル氏とは、対照的といえる。

 代表入り濃厚なFW本田(パチューカ)がすでに国内で自主トレを始めていることには、「ちらほら聞いています。さすがに見に行く予定はないけどね」と蜜月関係をうかがわせる。ハリル氏は親しい関係者に「本田の招集は3月のベルギー遠征を最後にするつもりだった。W杯本大会にメンバー入りさせるつもりはなかった」と明かしているそうで、これまた対照的だ。

 21日からキリンチャレンジ杯・ガーナ戦(30日=日産ス)に向けて国内合宿が始まる。「ハリル体制が貫いてきた非公開練習は続くのですか?」と聞くと、「そういう主義ではないので」とにっこり。新監督は何かと自分の色を出そうとするもので、西野監督もご多分に漏れない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

最終更新:5/12(土) 16:56
夕刊フジ