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地震発生層設定、再検討 規制委、中電に求める 浜岡原発

5/12(土) 7:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 原子力規制委員会は11日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)4号機の審査会合を開き、内陸地殻内地震の地震動評価について審議した。中電は地震発生層上端の設定を深さ10キロから8キロに変更したが、規制委側はもっと浅いところで地震が発生する可能性があるとして、再検討を求めた。

 耐震設計の目安になる「基準地震動」(最大想定の揺れ)の策定に向けた各種の地震動評価の一環。地震発生層上端の深さについて、中電は2017年8月の審査会合で「設定の妥当性に疑問がある」と指摘を受けていため、設定手法を見直して算出した。しかし、今回も「(過去の地震の震源が)敷地直下で8キロよりも浅いところに分布していることを考慮すべきだ」などと意見が上がった。

 今回の地震動評価では、内陸地殻内地震の震源として考慮すべき活断層のうち、敷地への影響が最も大きいとみられる「御前崎海脚西部の断層帯」だけを検討用断層に選んだが、規制委側は敷地近くの別の断層でも検討するよう求めた。

静岡新聞社