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ロッテ“海賊”打線が山賊打線狩り、角中復帰で厚み

5/12(土) 7:32配信

日刊スポーツ

<西武3-12ロッテ>◇11日◇メットライフドーム

 “海賊”が山賊をたたきのめした! ロッテが今季最多の12得点で西武に快勝、連敗を3で止めた。開幕から止まらない猛打で“山賊打線”の異名を誇る相手のお株を奪う集中打を披露。2回の8得点で大勢を決め、中盤以降も確実に加点して戦意を刈り取った。幕張の海賊も破壊力は負けていない。

【写真】3点本塁打を放つドミンゲス

 右肩上がりのロッテ打線を象徴するような軌道だった。2点を追う2回1死一、二塁。ドミンゲスが捉えたど真ん中の直球はのびのびと左翼席へ飛んでいった。「早く1本と、ずっと思っていた。自分のホームランから打線がつながって本当にうれしい」。1軍昇格から11打席無安打だった助っ人の初安打は逆転3ラン。前日散髪したばかりのすっきりヘアで笑った。

 8番の1発から打線は文字通り「線」になった。この回、打者12人7安打8得点の猛攻。井口監督は「今年1番のつながりだったと思う。カク(角中)がいると厚みが増す。やっと戻ってきてくれた」と、首位打者2度の4番の復帰を歓迎した。3月のオープン戦で胸椎を圧迫骨折した角中が今季初出場を果たした。開幕32試合目にして初めて「組みたい打線が組めた」。

 ここまで4番を任されていた井上は5番に下がって3安打4打点。「5番のほうがチャンスで回ってくる」とポイントゲッターぶりは健在だ。2番藤岡裕は3安打1打点、3番中村は8回の右中間二塁打で16試合連続安打を継続するなど、13安打を積み重ねた。

 直近2試合で1得点だった打線とは別物。今季最多の12得点で首位西武を圧倒し、連敗を3で止めた。球場入りの際「遅くなってすみません」と握手して回った角中の復帰が空気を変えた…のは事実だが、結果だけ見れば、2回の犠飛以外凡退で先発唯一の無安打。「メンタルやられてます」と冗談ぽく笑ったが「復帰初戦としては、100点じゃないですか。チームが勝ったし。ファームより多くのお客さんがいる幸せを感じました」。満足げに帰途に就いた。【鎌田良美】

最終更新:5/12(土) 7:59
日刊スポーツ

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