ここから本文です

【UFC】ビトー・ベウフォート、引退試合でリョートの一撃必殺に散る

5/13(日) 21:33配信

イーファイト

総合格闘技「UFC 224」
2018年5月12日(土・現地時間)ブラジル・リオデジャネイロ ジュネス・アリーナ

【フォト】倒れたビトーの前で座り込むリョート

▼ミドル級 5分3R
○リョート・マチダ(39=ブラジル/元UFCライトヘビー級王者/UFCミドル級12位)
KO 2R 1分00秒
●ビトー・ベウフォート(41=ブラジル/元UFCライトヘビー級王者/UFCミドル級9位)

 ビトーはカーウソン・グレイシーに柔術を習い、1997年2月に19歳でUFCに参戦。1999年4月からは日本のPRIDEにも出場し、桜庭和志と激闘を展開(判定負け)するなど活躍した。その後は両団体で試合を行い、2004年1月にはUFCライトヘビー級王座を獲得。UFCでは5度のタイトルマッチを経験し、多くの強豪と拳を交えて一時代を築いたが、今大会が現役最後の舞台となる。

 対するリョートは日本人の父とブラジル人の母を持ち、2003年5月に松濤館流空手三段の実績を引っさげ、総合格闘家として日本でプロデビュー。2009年5月にはUFCライトヘビー級王座を獲得した。昨年10月に迎えた約2年半ぶりの復帰戦では1RKO負けを喫したが、今年2月の復帰2戦目で約3年ぶりとなる勝利を掴んでいる。

 1R、序盤の2分間は両者の慎重な探り合いが続き、リョートは時おり左ミドルと左ローを蹴る。ビトーがようやくパンチを繰り出しながら間合いを詰める動きを見せ始めると、リョートは距離を取りながら左右の蹴りを返す。

 2R、構えをスイッチしながら前蹴り、ミドル、ハイを散らすリョートに対し、ビトーはじっくりと様子見。しかし、両者が再び間合いを取り直した次の瞬間、リョートがビトーの意表を突く左前蹴り。

 下から上へと直線的に向かう軌道で、リョートのつま先はビトーのガードの間を抜けてアゴをしっかりと捉えた。この一撃でビトーはその場にばったりと倒れて失神。リョートが一撃必殺のKO勝ちでビトーを下した。

 ラストマッチを勝利で飾ることが叶わなかったビトーは、「マチダチームにおめでとうと言いたい。そして、家族、チーム、ファンに感謝している。僕は大丈夫だ。これからは家族と過ごすことにしたい」と笑みを浮かべ、観客の大合唱が響き渡る中、手にしたグローブをマットに置いた。

 一方、リョートは「ビトーに感謝している。彼がこれまで成し遂げてきたことに敬意を表したい」と対戦相手に感謝の言葉を述べ、「前蹴りはそれほど練習していなかったが、しっかりと準備をしていれば、練習していないことさえもできるようになる。UFCが次の対戦相手を用意してくれるのを待ちたいが、自分はマイケル・ビスピンとやりたい。組まれそうで実現しなかった試合だから」と語った。

最終更新:5/13(日) 21:45
イーファイト