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鈴木愛が連覇 「絶望的な中で逆転」 女子ゴルフ

5/13(日) 19:37配信

朝日新聞デジタル

 女子ゴルフのほけんの窓口レディース(福岡CC和白 6292ヤード=パー72)は13日、最終ラウンドがあり、首位でスタートした鈴木愛が3バーディー、3ボギーのパープレーにまとめ、通算8アンダーで大会連覇を果たした。今季3勝目で、ツアー通算8勝目。菊地絵理香とアン・ソンジュ(韓)は1打差で2位。2週連続の優勝を目指した申ジエ(韓)は6打差の16位に終わった。昨年9月以来のツアー復帰の大山志保は24位。


■最後に地力

 雨の中の最終ラウンド。終わってみれば、1日も首位を譲らなかった鈴木の初の大会連覇だった。「絶望的な中で逆転。初優勝と同じくらい忘れられない優勝になった」

 17番終了時点で、菊地とすでにホールアウトしていたアン・ソンジュと3人が並ぶ展開。3人によるプレーオフかと思われたが、鈴木の18番パー5の第3打は83ヤードからピンそば1メートル強につける好ショット。バーディーパットをきっちり決めた。「前日も夕方まで練習していた距離だった。しっかりと打った」

 2日間ノーボギーだったが、最終ラウンドは3ボギーと苦しいプレー。同じ最終組で回った菊地と競り合い、残り3ホールで2打差をつけられた。

 だが、16番と17番で菊地が連続ボギー。鈴木は17番をパーセーブして並ぶ。「最後まであきらめないでいってみようと思った」

 平均ストローク、平均パット数、パーセーブ率がいずれもツアー1位の鈴木。その地力が最後に出た。「(国内)メジャー大会を2勝しているし、バーディー合戦よりも我慢するゴルフの方が得意」

 9日に24歳になったばかりだが、身体は本調子ではない。左足のひざはテーピング。手首も痛めている。そんな中、今の目標は31日開幕の全米女子オープンだ。昨年は予選落ち。「納得できるゴルフができるよう調子を整えていきたい」。トップ10入りを見据えている。(松田光)

《2位の菊地絵理香》 一時は2打差の首位。「緊張する場面で、メンタルを補える技術があれば……。練習するしかないです」

朝日新聞社