ここから本文です

BリーグCS千葉×川崎、富樫がインターバルに蘇る

5/14(月) 16:48配信

チケットぴあ

良くも悪くも千葉ジェッツの司令塔が5月13日の命運を握った。

第1戦を87-65で制した千葉が、川崎ブレイブサンダースを迎え撃った『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18』QUARTERFINALS第2戦。両チームとも試合開始から相手のハードなディフェンスを上回るエナジー溢れるオフェンスを展開し、23-23と第1Qをがっぷり四つで終えた。第2Qになると、川崎がリバウンドを獲得、さらにニック・ファジーカスが10得点をマークするなど主導権を握る。後半は互角の攻防も第3Qの終了間際、PG藤井祐眞がバックコートから超ロングショットを決めて54-45。川崎が勝利をグッと近付けたのだった。終わってみれば71-61で川崎がイーブンに戻し、運命の第3戦へ突入する。

第2戦の試合終了から第3戦の試合開始までインターバルは20分間。第2戦は8ものシュートを放つもまさかの0点に終わった千葉のPG富樫勇樹が、この20分間で息を吹き返した。試合前にシャワーを浴びて試合会場に向うルーティンをなぞるように、インターバルの間にシャワー室へ。嫌な感触も不運も水に流し、「今から新しい試合が始まる」と自らに言い聞かせた。ユニフォームはもちろん、靴下、シューズも一新し、富樫は第3戦に臨んだのだ。

前後半各5分の10分間で勝負を決する第3戦は、レオ・ライオンズ、富樫の連続3ポイントシュートで14-6と前半から千葉が勝負を決めにかかる。だが、川崎も諦めない。後半、5本のフリースローをすべて決め、1点差に詰め寄る。勝敗を左右する次のオフェンスで、富樫はピック&ロールから自ら切れ込みフローターシュートをズバリ。24秒バイオレーションぎりぎりのショットで18-15としたのだ。第3戦・後半残り24秒のことである。最後は22-15で千葉が準決勝進出を決めたのだった。

千葉のエースは試合後、「GAME2は全くいいところがなく、今季ワーストのパフォーマンスで、自分のせいで負けた。GAME3で切り替え臨んだ結果」と安堵した。さらに「(エースとしての)責任があったし、チームが自分を信用してくれたので」と続けた。大野篤史ヘッドコーチは、第3戦に向けて、「彼には背負っているものがあると自覚してほしかった」と、第2戦の低調な出来にもかかわらず、富樫に変わらぬ信頼を寄せた。

指揮官は「今日、ホームじゃなければ負けていたと思う」とスタンドのブースターに感謝したが、決して社交辞令ではないだろう。船橋アリーナに集った5108人の強力な後押しは、千葉の力となり、川崎への重圧になった。そして『B.LEAGUE CS 2017-18』SEMIFINALSで千葉は5月19日(土)・20日(日)・船橋アリーナにて琉球ゴールデンキングスを迎え撃つ。準決勝でも千葉は大声援を背に琉球と対峙する。チケットは5月15日(火)午後5時より一般発売。

最終更新:5/14(月) 16:48
チケットぴあ