ここから本文です

<三井住友銀と三菱UFJ銀>ATMの相互無料化を検討

5/14(月) 21:06配信

毎日新聞

 三井住友銀行と三菱UFJ銀行は、現金自動受払機(ATM)の手数料を相互に無料化する検討を始めた。自前で管理するATMを減らして維持費用を減らし、顧客の利便性を高める狙いだ。将来は端末の統一化を目指す。

 三井住友フィナンシャルグループの国部毅社長が14日の決算発表記者会見で明らかにした。スマートフォンアプリの普及で振り込みなどの手続きが簡単にできるようになっており、店舗を訪れる人は減っている。決済のキャッシュレス化も広がっており、今後はATMも利用者の減少が見込まれる。

 相互のATMで引き出しや振り込みにかかる手数料が無料化されれば、銀行側は端末数を減らしやすくなる。ATMは電気代や現金輸送などコストがかさむため、両行はコンビニATMで代替することも含めて合理化を進めたい考えだ。国部社長は「(三菱UFJ銀と)これから協議に入る段階だが、前向きに検討したい」と語った。ATMの相互無料化は一部の地銀などで例があるが、大手行同士ではこれまで例がなかった。みずほ銀行は、通帳の仕様が異なることなどを理由に、当面は参加を見合わせる。【深津誠】

最終更新:5/15(火) 1:54
毎日新聞