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オ-ガニック、新たなユーザー層に期待 -20代・30代男性の購買意欲高し-

5/14(月) 12:10配信

健康産業新聞

オーガニック購入層はおもに子育て世代や富裕層といわれるなか、新たな消費者層の誕生など、興味深いデータがこのほど公表された。

健康産業新聞(UBMジャパン)

“消費者1万人のアンケート調査”を実施したオーガニックヴィレッジジャパン編集長の山口タカ氏によれば、20代・30代男性の購買意欲が高い」ことが調査により浮き彫りになったという。同氏は、「10年前には考えられなかった意外な購買層」と指摘。この層の購買理由について、“利他的な意識”で、「生産プロセスや環境保全、生産者サポートなどの意識が働いている」と語る。この新たなユーザー層が今後の流れを変える可能性も十分にあるとしている。

このほかの調査についてもオーガニックが伸長傾向であることがわかる。例えば、オーガニック系外食の利用回数は24.4%(2016年)から38.0%(2017年)に増加。スーパーの利用率も増加傾向という結果が報告されている。「オーガニックの市場はまだまだ小さいが、ポテンシャルは高い」と、今後も伸びる分野としている。

また同氏は、農業の後継者問題についても言及。「オーガニックに限定すれば若い後継者が育っている」と述べ、農業を志す人たちを支える取り組みが必要という。「オリンピックを通じてインバウンド、アウトバウンドの可能性もあるし、日本は輸出というビジョンもある。もっとベースをつくることができれば、38%に下落した自給率も回復するきっかけになる」としている。

最終更新:5/14(月) 12:10
健康産業新聞