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小林武史プロデュース『大地の芸術祭2018』オープニングコンサート開催決定

5/16(水) 6:00配信

エキサイトミュージック

過疎高齢化の進む降雪地・新潟県越後妻有を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭『大地の芸術祭2018 オープニングコンサート』のために、小林武史が8楽章からなる交響組曲を新たに書き下ろし、オーケストラと個性豊かなシンガーたちと共に奏でる“小林武史:交響組曲『円奏の彼方(Beyond The Circle)』~based on 柴田南雄「ゆく河の流れは絶えずして~」”と題したコンサートの開催が決定した。安藤裕子、桐嶋ノドカ、Salyu、TOKU、寺岡清高(指揮者)の他、地元の方々も参加予定。

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この交響組曲は、日本の音楽に偉大なる足跡を残した作曲家・柴田南雄(しばたみなお)の交響組曲「ゆく河の流れは絶えずして」をベースに書き下ろされたもの。昭和50年を記念したこの楽曲中で合唱されるテキストは、鴨長明の随筆『方丈記』をもとに、日本の音楽家の音楽体験の回顧を試みるものとして作られたと言われている。

古より連綿と続く“無常”というベクトルが今、小林武史の手によって映像を含んだ<現代の交響詩>として生み出される。濃密で貴重な2日間の新たなアートをぜひ体験してみよう。

■■小林武史 コメント
柴田南雄さんの作品を改めて観て、ある種の“触媒”のようなあり方を感じたんです。
柴田南雄という人にはインスピレーションを表現する天才的な表現者の部分もあるのですが、日本/欧米、日本/アジアなどを世界に相対化して考えた音楽の研究者という“知”の側面があった。
『ゆく河の~』という彼の作品はそんな彼の音楽を通した“旅”であったと思うんです。
鴨長明をはじめとした先人たちが辿った“知の旅”ですね。

僕らの時代はいよいよAIが登場するまでになって、でも一方では東日本大震災のように自然の前ではまだ無力であることを思い知らされたりもする。
そんな“無常”という大きなベクトルのなかで鴨長明が感じたこと、それを継いで柴田南雄さんが作った交響曲。
それらを経ていま僕がそのバトンを受け継いでいるんだと思う。
『大地の芸術祭』の場でこの公演を勧めてくれた北村フラムさん
(大地の芸術祭総合ディレクター)もそのバトンを受け渡してくれたひとりです。
僕のこの交響組曲は、そういった先人からのバトンに共振した感性の旅行記のようなものだと感じています。

≪公演概要≫
【小林武史:交響組曲『円奏の彼方(Beyond The Circle)』~based on 柴田南雄「ゆく河の流れは絶えずして」~】
公演日:2018年7月28日(土)・29日(日)
会場:越後妻有文化ホール・十日町中央公民館「段十ろう」(新潟県十日町本町一丁目上508-2)
時間:15:00開場 / 16:00開演
出演:小林武史、安藤裕子、桐嶋ノドカ、Salyu、TOKU、寺岡清高(指揮者)、他
問い合わせ:大地の芸術祭 実行委員会事務局(十日町市総合観光案内所内) 025-757-2637
詳細:http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_20180728_0729

■■オフィシャルサイト チケット先行抽選予約
2018年5月15日(火)18:00~5月28日(月)23:59


【大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018】
会期:2018年7月29日(日)~9月17日(月・祝)
会場:越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町)760km2
作品:約360点