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阪神・メッセが男気アドバイス!若虎よ「ミスを生かせ」

5/15(火) 7:00配信

サンケイスポーツ

 腹を割って、再発進だ。4連敗中の3位阪神は、15日から甲子園で4位DeNAを迎える。先陣を切るランディ・メッセンジャー投手(36)は14日、甲子園の室内練習場で投手指名練習に参加。若手選手に直接、ゲキを飛ばしていたことを明かした。思ったことはストレートに伝え合い、チーム一丸、再上昇を目指す。

 中5日で連敗ストッパーを託された。ここまでハーラートップ5勝を挙げている大黒柱として、負の流れを止める。今季チーム4戦4勝、自身も2戦2勝のDeNAを封じ込め、もう一度、虎に勢いをもたらす。岩貞、秋山と甲子園室内で汗を流したメッセンジャーは静かに決意を語った。

 「もちろん週の頭(火曜日)に投げるという意識はあるし、大事な試合であることは百も承知だけど、あまり考えすぎずに自分の投球をしていきたい。自分の仕事をすれれば、連敗を抜けられると思っている」

 チームは今季ワーストの4連敗で借金1。ここが踏ん張りどころ。何より、連敗が始まったのは自身の2敗目(9日の巨人戦で6回3失点)からだ。だからこそ、勝ちたい思いはより強い。そして勝つために、その試合で出た若手のミスについても、自ら本人と話をしたことを明かした。

 一回一死二塁。ゲレーロのゴロを処理した三塁・大山が、二走の飛び出しを警戒して一塁ではなく二塁に送球。これが野選となり、二死後、岡本&亀井に連続適時打を浴びた。攻撃でも二塁走者でけん制死。攻守に厳しい一日となった大山に対し、自身の気持ちを直接「伝えたよ」という。

 「責めるつもりはない。ミスは誰にでもある。ただ、こうした失敗から彼が何を学ぶか。問題はそこだと思う。非難することは簡単だけど、『次に生かせ』ということは伝えた。若い選手はそこから学び、成長していくものだから」

 感情的になることもある。思いが交錯することもある。それが団体スポーツの難しさ。ただ、だからこそ直接言った。

 「まったく違うところから俺が何かを言っていたとか、怒っていたとか本人の耳に入ったら、彼はどう思う? 彼だって面白くないだろう。陰口のようになってしまったら一番、関係がこじれる。だから俺はちゃんと本人と話す。関係とは、そうやって築くものだ」

 思ったことを隠すのではなく、お互いに腹を割って話をする。若手選手が多い現状。なおさら、そうやって前へ、前へと進んでいきたい。

 自身の快挙も迫る。ここまで89勝。あと11勝でバッキーの持つ球団外国人最多記録100勝に並ぶ。「勝ち星は自分の力だけではどうにもならない面があるから、本来、意識するのは難しい」というが…。

 「でも、今年に関してはこだわりたい。バッキーさんがあれだけ応援してくれる。投げるたびに、いろいろなメッセージを送ってくれる。その期待にも応えたい」

 4月16日に国内FA権を取得。誰よりも“大和魂”を持つ男は、チームのため、応援してくれる大先輩のため、まずはきょう、通算90勝目で連敗を止める。

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