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NAFTA再交渉、自動車貿易などで依然溝=ロス米商務長官

5/15(火) 9:33配信

ロイター

[ワシントン 14日 ロイター] - ロス米商務長官は14日、米国、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、自動車貿易などの主要懸案事項でひとつもまだ結論がでていないようだ、と語った。米政府は現行の議会で承認するために5月17日までの合意を目指しているが、期限に間に合わない可能性がある。

米共和党のライアン下院議長は、NAFTA修正案を現議会で採決するためには、17日までに米通商代表部(USTR)から通知を受ける必要があるとの見方を示している。

ロス商務長官はワシントンにあるナショナル・プレス・クラブでの講演で、自動車の関税をゼロにするための域内の部材調達比率を定めた「原産地規則」や労働問題、5年ごとに更新しなければ協定が自動的に廃止になる「サンセット条項」の導入、紛争解決システムの変更など、主要課題でまだどれも妥協点が見いだせていないようだと説明した。

ライトハイザーUSTR代表、メキシコのグアハルド経済相、および、カナダのフリーランド外相は先週、ワシントンで閣僚会合を開いたが、多くの分野で溝が埋まらず協議は物別れに終わった。

次の閣僚会合については最終決定されてない。ただ、事務レベルでの協議は続けられている。

メキシコ政府高官は、交渉の次の段階について質問された際に、米国次第だ、と語った。

最終更新:5/15(火) 9:38
ロイター