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厚労省、データ2割削除=信頼性さらに低下―労働時間調査

5/15(火) 11:30配信

時事通信

 厚生労働省は15日、裁量労働制をめぐる労働時間の調査結果に不適切なデータが含まれていた問題で、全1万1575事業所のうち、2割強に当たる2492事業所のデータを削除したと発表した。

データ撤回、2000超=働き方議論の労働時間調査-厚労省

 調査は「働き方改革」関連法案作成の参考にするため実施しており、大量のデータ撤回で調査の信頼性がさらに低下するのは必至。法案の国会審議で野党が攻勢を強めそうだ。

 加藤勝信厚労相は同日の衆院厚労委員会で「異常値が含まれていたことを謙虚に反省しなければならない」と陳謝した。その上で、働き方改革の必要性を強調し、野党が求める法案の撤回には応じない考えを示した。

 削除したうち、1日の労働時間が24時間を超えたり、1週間や1カ月を上回ったりするなど、データに矛盾があったのは966事業所。残りは裁量労働制に関するデータを提供した1526事業所で、既に撤回を決めていた。 

最終更新:5/15(火) 11:55
時事通信