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「平成の杉原輝雄」になれるか!? 稲森佑貴の曲げない強さ

5/15(火) 17:00配信

みんなのゴルフダイジェスト

谷口徹の涙の勝利で幕を閉じた「日本プロゴルフ選手権」。難セッティングに悪天候が加わり、我慢比べの様相を呈した試合の中であわやプレーオフに残る活躍を見せたのが稲森佑貴。ひたすらフェアウェイキープを続けるプレースタイルは、解説者をして「平成の杉原輝雄」と言わしめた。そんな稲森のスウィングを、プロゴルファー・中村修が分析した。

驚異のフェアウェイキープ率・77パーセント! 稲森佑貴の“曲がらない”ドライバー連続写真

現在3年連続フェアウェイキープ1位継続中

距離7324ヤードで硬く速いグリーンで50歳の谷口徹が勝ったことは、ほかのすべての選手が参考にすべきマネジメントや技術があったということ。その中で1打差の3位で終えた飛距離270ヤードでランク110位の稲森佑貴は谷口の後を継ぐ存在だと中村は言う。

稲森佑貴選手といえば、2015年から3年連続でフェアウェイキープ率1位という“フェアウェイキープの鬼”とも言える選手。2018年の今も同ランク1位を快走しており、4年連続となれば2005年から3年連続でフェアウェイキープ1位を達成した井戸木鴻樹さんを抜き、史上初の偉業となります。

もうひとつ、パーキープ率も3位で、それだけボギーを打たないプレースタイルの選手です。1バーディノーボギーなら1アンダーでフィニッシュできるということを本当によく理解していて、4日間そんな自分のゴルフを曲げずに続けられる強さがあるところ素晴らしいところです。

同じプロゴルファーの立場からいうと、1バーディノーボギーのゴルフは決して簡単ではありません。まず、そもそもノーボギーが難しい。むしろ、5バーディ4ボギーのほうが簡単に感じられるんです。18ホールを通じて欲を抑えてボギーを防ぎ続ける。これは、誰にでもできることではありません。

日本プロ最終日のテレビ中継で、解説の丸山茂樹さんが稲森選手を「平成の杉原輝雄」と称していましたが、ボールコントロールに優れた大名手、故・杉原輝雄プロの名前が出てくるのも納得がいきます。ひとつだけ、平均パット数が1.8072で76位なので、この部分を改善できれば初優勝はすぐにでもできるはずです。

日本プロの練習日に、稲森プロに話を聞いたのですが、そのときも「とにかくフェアウェイキープがカギになる」と話していました。決して飛ばし屋だけが優位なセッティングではないと私自身感じていたので、「稲森君に向いているんじゃない?」と水を向けると、「そうですね、頑張ります!」としっかり自覚している様子でした。

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