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「ただのジム」以上「パーソナルトレーニング」未満のダイエット教室、その効果は?

5/15(火) 17:01配信

BuzzFeed Japan

ダイエットに必要な「食事の節制」と「適度な運動」。しかし、自分だけの力ではなかなか成功しないことも、多くの人が経験しているだろう。

近年、運動だけでなく、食事の内容まで管理するパーソナルトレーニングが広がっている。強制力はあるが、サービスは数十万円といった価格帯で提供され、金銭的な余裕がなければ手が出せない。

他に選択肢はないのか。このような状況の中、珍しい取り組みをおこなう自治体の施設がある。横浜市スポーツ医科学センターが『減量・脂肪燃焼教室』を開催しているのだ。

この「ダイエット教室」では、内科医・管理栄養士・運動指導員・スポーツ科学の専門家らがチームになり、利用者のプログラムを組む。

費用は3カ月のコースならおよそ3~4万円と、一般的なジム以上、パーソナルトレーニング未満の価格帯だ。

なぜ、このような取り組みをしているのか。同センターを訪れ、事業に携わる医師、スポーツ科学の専門家、横浜市体育協会の職員に話を聞いた。【BuzzFeed Japan Medical / 朽木誠一郎】

ポイントは「除脂肪量の維持」

企画運営課長の小倉孝一さんは「このような取り組みは他に例を見ない」として、開催の理由をこう説明する。

「当センターは、運動と医学が相互に連携することのできる、特殊な施設です。スポーツによるケガや病気の治療はもちろん、地域住民の健康づくりや健康指導なども重要な役割となっています」

減量・脂肪燃焼教室のスタートは2009年。2017年度は約70名が登録した。体重減少の平均値は3カ月コースで-3.5kg±2.1kg。6カ月で-4.7kg±3.7kg。12カ月で18kg以上の減量に成功した参加者もいる。

これらのデータは蓄積され、スポーツ科学の専門家、医師らによって論文化もされるという。

同センターのプログラムでは、「除脂肪量を維持すること」が意識されている。除脂肪量、すなわち筋肉や骨などをできるだけ維持しながら、体脂肪だけを落とすことが参加者の目標だ。

具体的なアプローチとして、医学的検査により内臓脂肪面積や骨量などを正確に測定し、体力測定とあわせて自分の体の状態を正確に把握した上で、食事療法と運動療法を併用しておこなう。

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最終更新:5/15(火) 17:01
BuzzFeed Japan