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"CSスタイル"に進化したシーホース三河、昨季王者の栃木ブレックスを振り切り準決勝進出

5/15(火) 17:50配信

バスケットボールキング

栃木の猛追を振り切り第2戦も三河が勝利

 5月13日、ウィングアリーナ刈谷で行われた「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」クォーターファイナル第2戦、シーホース三河と栃木ブレックスが相まみえた。前日の第1戦は三河が第4クォーターにスパート、粘る栃木を振り切った。

【ハイライト動画】チャンピオンシップ準々決勝 シーホース三河vs栃木ブレックス

 迎えた第2戦、スタートダッシュに成功したのは三河だった。コートニー・シムズをスタートに戻した三河はインサイドにボールを集めてペースをつかもうとする。さらにベンチスタートとなったアイザック・バッツもコートに入れば、リング下で体を張る。この試合、シムズとバッツがともに2ケタ得点2ケタリバウンドの“ダブルダブル”を達成しゴール下を制圧した。

 第3クォーターにはこの日最大となる21点のリードを奪った三河。ゲームの行方はほぼ決したかに思えたが、栃木は諦めていなかった。逆に、栃木のセカンドユニットが投入された時点から、試合は大きく動き出していく。安齋竜三ヘッドコーチは選手をコートに送り出す際、特に指示をしなかったという。

「それはレギュラーシーズンでもこのような場面は何度も経験してきたから。今季、改めてチーム作りをしてきた時、チーム全員がいつも同じ方向を向くことを徹底させた。仮にプレイングタイムをもらえなかったとしても、下を向いてはダメ。チームスポーツとして、自分が何をすべきかを植え付けさせた」

 チームに浸透したケミストリーの下、強度が増したディフェンスを前線から繰り出し、栃木はリズムと勢いを蘇らせた。点差はじりじりと縮まり、第4クォーター残り31秒には田臥勇太が2本のフリースローを決め、1点差まで三河を追い詰めた。

 この場面、オールコートで当たる栃木に対し、三河は比江島慎にボールを託し、1対1の状況を作った。トップでボールをキープした比江島は左に移動。ディフェンスが少し下がったところを見逃さずシュートを放つとボールはリングを通過。結果的にこのシュートが三河に勝利を呼び込んだ。

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