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安倍首相「途中で説明受けない」柳瀬氏主張を擁護

5/15(火) 9:33配信

日刊スポーツ

 安倍晋三首相は14日の参院予算委員会で、加計学園の獣医学部新設計画をめぐり、15年4月2日の加計側との面会を首相に報告しなかったと10日の参考人招致で言い張った、柳瀬唯夫元首相秘書官を擁護した。「国家の重大事でもない限り、途中段階で(秘書官の)説明を受けることはほとんどない」と主張した。

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 柳瀬氏の答弁に対しては、学園とともに職員が面会した愛媛県の中村時広知事が、「虚偽」だと指摘。首相への報告否定にも、社会人の基本「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」を怠ったとの批判がある。しかし首相は、面会は「問題ない」とし、主張についても「うそではない。記憶をひもときながら正直に話をしていた」。柳瀬氏と加計側の面会を知ったのは今年の大型連休中で、今井尚哉首相秘書官からの報告だと訴えた。

 一方、首相は、一連の問題で官僚による忖度(そんたく)が疑われていることについて「私として『なかった』と言い切ることはできない」と否定せず、「忖度をされる側には分かりにくい面がある。忖度があったのではないかとの批判は、真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。野党は「総理の答弁につじつまを合わせるため、優秀な秘書官や官僚の皆さんが悪知恵をめぐらせている」とただしたが、首相は「すべて私の指示で行っていると言われるのは、承服しがたい。そう言うなら、いつどこで指示したか明確に示してほしい」と不快感を示した。

最終更新:5/15(火) 9:38
日刊スポーツ