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有田焼400年事業大皿 佐藤可士和さん県に寄贈 「今までにない作品を佐賀に」

5/15(火) 9:36配信

佐賀新聞

 有田焼創業400年事業として、アートディレクターの佐藤可士和さんと陶磁器商社・キハラが共同制作した「DISSIMILAR(対比)」の大皿1点が11日、県に寄贈された。佐賀市城内の岡田三郎助アトリエ女子洋画研究所で贈呈式があり、佐藤さんは「今までの有田焼でやっていないことを思い切ってやった。作品が佐賀に残っていくとうれしい」と話していた。

作品は2015年に「対比」をテーマにして制作、翌年パリの国際見本市で発表された。絵付けの顔料「呉須(ごす)」を有田伝統の太いだみ筆で大胆に飛び散らせた上に、銀ぱくの直線が入ったデザイン。佐藤さんは「筆跡のないドローイング。コントロールできるもの、できないものを組み合わせた」と語っていた。

 式には山口祥義知事や県内3校で美術に取り組む生徒12人が参加。高校生からは「アイデアが詰まった時、どう着想を得ているか」「作品のコンセプトをうまく言葉で説明するには」などと質問があがった。佐藤さんは「コンセプトも合わせて一つの作品。作品を作るのと同じエネルギーで考えを突き詰めていって」とアートの道を志す若者たちにアドバイスしていた。

最終更新:5/15(火) 9:36
佐賀新聞