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【特集】島のイモが壊滅状態 泳いでやってくる厄介者の正体は?

5/15(火) 14:55配信

MBSニュース

琵琶湖に浮かぶ沖島の畑が最近何者かに荒らされています。犯人は本来この島には生息していないはずの動物だといいます。

「イモだけあらへんもん」

琵琶湖に浮かぶ最大の島・沖島。人口は約260人、周囲約7キロの島で島民は漁業のかたわら、平地で農作物を栽培して生活しています。しかし最近、謎の黒い物体が水中を泳ぎ、勝手に島に上陸しているといいます。そして…

「ここの畑、イモだけあらへんもん。まだ大きくなっていないけれど…。大変や、もう何にも植えられへん」(島民)

さらに、ほかの畑でも…

「足跡あるでしょ。ひどいでしょう。でっかいやん、足跡が!」(島民)

足跡だけを残して農作物を食い荒らす暴れん坊…苗が根こそぎ掘り起こされ、収穫を間近に控えていたジャガイモが無残に転がっています。

「イモ掘りおこした。もう6月になったら収穫できるのよ。種イモ1キロ全滅です」(島民)

泳いでやってくる厄介者の正体は?

のどかな島に4、5年前から現れるようになったという厄介者。その正体を島民は…

「ごっついもんが泳いどるなあ」
「泳いでくるであかんわ!泳いできてんねんで!」
「向こうから泳いできた、近江八幡市(対岸)の方から」

去年9月、沖島沖で島民の男性が撮影した映像には…琵琶湖に浮かぶ不気味な黒い物体…よく見ると…3頭のイノシシの頭が映っています。イノシシは沖島から対岸に向かって泳いでいたといいます。

手塩にかけて育てたイモをイノシシに食われまいと、島民たちは急遽、柵を設けるなどの対策をとっていますが…

「2~3万円もかけて柵をしているようじゃ、近江八幡市(対岸)でイモ買ってきた方が安いんちゃう?!」(島民)

しかし、せっかく作った柵も効果は限定的なようで…

「(イノシシは)下を彫るんですよ、柵をしているのに下から穴を掘ってくるんです」(島民)

泳いでやって来たわけは?

島には、これまでイノシシが生息しているという記録はなく、最近になって湖を泳いで渡ってきたとみられています。対岸から島まで約2キロあるにもかかわらず、一体なぜ、イノシシは泳いで来るのでしょうか?福知山市動物園の二本松俊邦園長に聞いてみると…

「(2キロくらい)そりゃ泳げますよ。最初から泳いだのではなく、犬かなんかに追われて琵琶湖に入って泳いでいるうちに、『良い島があった!』と思ったんちゃいますかね」(福知山市動物園 二本松俊邦園長)

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最終更新:5/15(火) 14:55
MBSニュース

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