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鈴木敏夫プロデューサー、高畑監督との作品作りは「毎回毎回が戦い…」

5/16(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 4月5日に肺がんのため死去したアニメーション監督、高畑勲さん(享年82)のお別れの会が15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で開かれ、ともに日本アニメ界を牽引した盟友、宮崎駿監督(77)や一般ファンら約3200人が参列した。

 「火垂るの墓」など高畑監督の5作品を手掛けたスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(69)は「もう一本、『平家物語』をやりたいと言っていたので、それが実現できなかったのが残念」と悼んだ。

 故人とは40年来の付き合いだが、「一度もほめてくれなかった」と振り返り、「監督とプロデューサーが仲良くしたら作品は作れない。毎回毎回戦いでした」と苦笑。「寂しくなる? それはない。心のどこかに住み着いちゃっているんですよね」とほほえんだ。

 お別れ会をジブリ美術館で行ったことには「高畑さんはこの美術館が好きでしたから。これからも(辺りを)ウロウロして、往生しないんじゃないですかね」と明るく見送った。