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“脱ケチ”広島は引き留められるか 今季FA丸佳浩を巨人が狙う

5/16(水) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日本プロ野球選手会は昨15日、選手会に加入する735人(外国人を除く)の今季の平均年俸を発表した。

 昨季リーグ連覇を果たした広島はもう「ケチ」とは言わせない。昨年から765万円アップで11位から6位に上昇。これは、年俸2億1000万円の丸佳浩(29)の存在が大きい。

 今季中にも国内FA権を取得する見込みの丸は昨季、不動の3番として打率・308、23本塁打、92打点で、最多安打のタイトルとMVPを受賞。年俸が7000万円アップしたが、契約更改後の会見では終始渋い表情だった。チーム関係者によれば、想定より年俸増を抑えられ、タイトル料が含まれなかったこと以上に、今季中に取得見込みの国内FA権を考慮した複数年契約の提示がなかったからだという。一般的に大物選手なら前年オフに提示されるものだが、丸クラスにそれがないのは異例である。

 オリックスの西らも取得見込みのこのオフのFA戦線で、超目玉はこの丸だ。もしFA権を行使するようなら、争奪戦は必至。中でも興味津々なのは巨人だという。

「安打製造機はどこも欲しいだろうが、巨人は左打者が補強ポイント。坂本、岡本、ゲレーロ、マギー、長野、小林、陽岱鋼ら、現レギュラー陣に左打者がいない。広島は年俸が高額になってくると、抱え切れなくなって、FAで流出させてしまうという歴史を繰り返している。丸は関東の千葉出身。かつて広島から巨人へFA移籍した大竹は埼玉出身で『地元の関東で野球がしたい』と移籍を決断した理由を語っています」(球界関係者)

 今季はここまで打率・312、5本塁打、16打点。リーグトップの出塁率・530を誇る。現在は右太もも裏の筋挫傷で離脱中。交流戦が始まる29日の復帰を目指す。広島は昨季のMVP男を引き留められるか。その動向を巨人が静かに注目している。