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神戸製鋼の18年度アルミ・銅製品販売計画、アルミ板など微増

5/16(水) 6:05配信

鉄鋼新聞

 神戸製鋼は今期、アルミ圧延品販売量を36万7千トン(前年比1・1%増)、銅圧延品も14万7千トン(同0・7%増)へそれぞれ増加させる計画を示した。需要環境は自動車部材を中心に堅調が続くものの、昨年10月に公表した品質に関する不適切行為の改善に向けて製造拠点の品質管理を強化していることなどもあり、販売数量は微増にとどまる見通し。

 アルミ圧延品販売のうち、板製品は前年並みの33万2千トン(同0・9%増)、押出製品も3万5千トン(同2・9%増)と計画する。板製品は、缶材が市場の落ち込みほど大きな数量減には至らず、ほぼ横ばいを見込む。一方で自動車材はパネル材を中心に底堅く推移するほか、厚板も好調な半導体・液晶製造装置需要を背景に、強い引き合いが続くとした。押出製品は鉄道車両向けや自動車バンパー材などが前期並みを維持する。アルミ圧延品(板・押出合計)の海外販売量は8万トン(同2・5%増)とし、全体の22%に達する見通し。
 銅圧延品は板条が6万1千トン(同1・7%増)、銅管が8万6千トン(横ばい)。銅板条販売は、前期同様に自動車用端子や半導体向けの需要が高水準を維持するとの見通しから数量増を見込む。一方で銅管販売量は不適切行為の影響などもあり前年並み。
 一方、売上高ベースでは全体で3850億円(10・2%増)を見込む。分野別では、アルミ圧延品は自動車材などの拡販によって1780億円(5・6%増)とした。アルミ鋳鍛品は自動車サスペンション用アルミ鍛造品の販売構成が改善することもあり490億円(20・1%増)へと大幅な増収を予想。同様に銅圧延品も車載端子など半導体関連マーケットにおいて高付加価値製品の拡販が進むとの見通しから、販売数量自体はほぼ横ばいながら売上高は1580億円(12・7%増)に1割以上の伸びを見込んだ。

最終更新:5/16(水) 6:05
鉄鋼新聞