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女性議員の割合どうなる? 後回しにされ続けた「男女均等」の法案、成立へ

5/16(水) 6:32配信

BuzzFeed Japan

国や地方の選挙で「男女の候補者数をできる限り均等」にするよう政党に努力を求める法案が5月15日、参議院内閣委員会で全会一致で可決された。16日の参院本会議で成立する見通し。各政党に女性候補を擁立するよう努力義務を課すもので、法的な拘束力はない。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

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「後回し」にされてようやく...

この「政治分野における男女共同参画推進法案」には、紆余曲折があった。

市民団体「クオータ制を推進する会(Qの会)」の働きかけのもと、2015年2月に超党派の議員連盟が発足。しかし、男女を同数にすることには自民党内などから反発が強く、野党4党は「同数」とする法案を、与党は「均等」とする法案をそれぞれ提出していた。

継続審議になったまま、「できる限り均等にする」で与野党が一致したのが2017年。これでようやく成立の動きになったが、加計学園の獣医学部新設をめぐる質疑で審議時間が確保されず、臨時国会の冒頭で衆議院が解散されたため廃案となった。

法案は2018年4月に再提出され、4月12日の衆院本会議では全会一致で可決された。ところが、またも加計問題などで国会が空転し、連休前までは参院での採決の見通しも立たない状況だった。

関係者から「今度こそ」との声が上がるなか、全会一致で可決された5月15日の参院内閣委員会では、女性の政治参画への障壁に関する実態調査や、国会や地方議会で議員の両立支援のための環境整備などの調査や情報提供を政府に求める附帯決議も採択した。

衆議院では女性議院は10人に1人

2017年の衆院選の当選者のうち、女性の割合は10.1%。議場をイメージして表すと図のようになる。

各国の議会が参加する列国議会同盟(IPU)の2017年のランキングでは、女性国会議員の割合は、日本(衆議院)は193カ国中165位。

世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数でも2017年、日本は144カ国中114位で、政治や経済の分野での女性の登用の遅れが指摘されている。

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最終更新:5/16(水) 6:32
BuzzFeed Japan

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