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いいの? 悪いの? 石川遼がやっているスウィング「アップデート」を専門家が改めて分析した

5/16(水) 20:00配信

みんなのゴルフダイジェスト

2018年シーズン、選手会長としてツアーを盛り上げている石川遼。“石川効果”でトーナメント中継の視聴率などは回復基調とあって、本人の優勝が待たれるところ。そんな石川が現在取り組んでいるスウィング改造を、ゴルフスウィングコンサルタントの吉田洋一郎が論ずる。

どう違う? 石川遼の2017年2月と2018年4月のスウィング比較

「寝かせる」か「立てる」か

今シーズン、石川遼は米国にとどまり下部ツアーに参戦してPGAツアーの出場権を狙うという方法もありましたが、国内ツアーを主戦場に選びました。「300ヤードで曲がらない球を打ちたい」ということを目的に、昨年から取り組むスウィング改造をしやすい環境を選んだというのが、大きな要因のひとつではないでしょうか。

復帰した日本ツアーでは、国内開幕戦の東建ホームメイトカップで2位と好スタートを切りました。スター性のある石川の人気は相変わらず高く、「賞金王を獲得したころの強い石川遼が復活か」と、大きく報じられましたが、その後の3試合は予選通過はするものの、トップ10フィニッシュは1度もありません。

国内2戦目のパナソニックオープンでは、2日目、4日目を「66」でまわりスコアを縮めたものの、3日目には「76」を叩くなど、4日間の中でも大きなアップダウンがある状況です。大きくスコアを落としてしまった3日目のラウンドを、18ホールをついて見て分かったのはスウィングに対する葛藤でした。

石川は昨年のスウィングを「ダウンスウィングでクラブが立って下りてきて、それを寝かせる動きが出る」と自己分析していました。ダウンスウィングで「立ちすぎだ!」と感じたものを寝かせる動きは自然と入ってしまうもので、この動きが強すぎるとフェースが開き振り遅れ気味のインパクトになります。

そして今年は開幕から、極端にクラブを寝かせてフラットにクラブを下ろし、ハーフウェイダウンからヘッドを戻してくる素振りを頻繁に目にします。

私が見たパナソニックオープンの3日目では、右にプッシュスライスのOBが2発ありました。いずれも左からのアゲンストで距離が500ヤードの長いパー4での右へのミスです。ドライバーで飛距離が必要な場面、いわゆる「振りに行く」スウィングをすると、元の動きと変更中のスウィングが混ざってしまうようです。

今の石川の場合、プレッシャーがかかった時にインサイドから振り遅れて右に飛んでいく傾向があります。タイガーの復帰直後もそうでしたが、練習場でほぼ完ぺきにクラブを扱えていても、コースで、しかも試合中に同じ動きを再現できるかはまったく別の話です。石川は練習場ではある程度の精度で思い通りに振れていますが、試合ですべてをコントロールできるまでには至っていません。

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