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「家族と仲悪かった」 元市議、一方的に恨みか 千葉市家族4人殺傷

5/16(水) 22:07配信

千葉日報オンライン

 千葉市稲毛区の居酒屋で13日夜、同区に住む地方公務員の父親(44)ら家族4人が切り付けられ長女で幼稚園児、高木彩友美ちゃん(6)が死亡した事件で、殺人未遂の疑いで逮捕、送検された親族の元千葉市議、小田求容疑者(46)が「家族と元々仲が悪かった」と供述していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。動機について「一家への恨みを一方的に募らせていた疑いがある」と関係者は指摘している。千葉西署は同日、司法解剖の結果、彩友美ちゃんの死因は失血死と考えられると発表した。

 千葉県警によると、司法解剖は千葉大学大学院で実施。背中から肺まで達する刺し傷が致命傷となったほかに複数の傷があるという。小田容疑者に殺意があったとみて県警は殺人容疑での再逮捕を視野に、慎重に調べる。

 逮捕容疑は13日午後7時ごろ、母親の上半身を切り付けた疑い。彩友美ちゃんの伯父にあたる小田容疑者は13日夜、一家と一緒に居酒屋に入店し、個室に入った約15分後に凶行に及んだ。突然怒りだして大声で叫び、持参した包丁のようなもので彩友美ちゃんの父親ら4人を次々と切り付けたことが分かっている。

 小田容疑者は隣席にいた父親(44)、テーブルを挟んで斜め向かいの彩友美ちゃん、正面にいた母親と次女(1)を次々に切り付け、3人は重軽傷を負った。

 関係者は「一家への恨みを一方的に募らせていた疑いがある」と指摘。県警は動機や親族間のトラブルの有無を慎重に捜査している。