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安全神話だけで子供の安全は守れない

5/16(水) 17:10配信

FNN PRIME

大桃珠生ちゃん殺害事件の全容は解明待ち

新潟市で大桃珠生ちゃんが殺害された事件で、死体遺棄と損壊の疑いで逮捕された小林遼容疑者から、珠生ちゃんが殺害された経緯や動機について、まだ明確な供述を得られていない模様である。
当日、自分の運転する車が珠生ちゃんに接触してしまいパニックになった旨の話はあるようだが、それを裏付けるような証拠は無いという。

(写真)国を挙げて子供の安全を守るアメリカでは・・・

車と車の接触なら1週間程経っても車から痕跡は見つかるのが普通だそうだが、人と車の軽微な接触の場合、ある程度の時間が経過すれば何の痕跡も残らなくても不思議ではないからだという。

予断は禁物だが、この小林容疑者の供述を別角度から勘ぐれば、わざと車を珠生ちゃんに当てた可能性も”現時点”では否定できないということにもなるらしい。
捜査が慎重にも慎重を期して進められるのは当然であろう。

小林容疑者の車からは、珠生ちゃんのものである可能性のある遺留物が見つかり鑑定に回されているようだが、その結果はまだ出ていないという。血痕や毛髪など比較的DNAの鑑定がたやすい遺留物が採取された訳ではないということなのかもしれない。

以上は、この原稿を書いている16日昼過ぎの時点で取材した話である。

古今東西の歴史から学ぶべきこと

小林容疑者の逮捕容疑は現時点ではあくまでも死体遺棄と損壊の疑いである。
事件の全容解明まで、捜査は思いのほか難航する可能性もあると筆者は少し危惧するのだが、日本警察の捜査力を信じたい。

しかし、何よりも珠生ちゃんのご冥福を心より祈りたい。
大桃さんご一家の悲しみは部外者には推し量ることさえ到底できない深いものだと思う。心よりお悔やみ申し上げたい。

残念ながら、今回の事件のように、子供を狙ったと思われる卑劣な事件が日本でも後を絶たない。
事件の全容の多くが不明の段階で物を申すのは尚早だが、どんな所、どんな時代でも、小さな子供が狙われる恐れは決してゼロにはならないということを、今回の事件は私達に教えてくれている。
いちいち例を挙げるつもりはないが、古今東西の歴史も、そう教えてくれている。

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最終更新:5/16(水) 17:10
FNN PRIME