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軽快さがすごい!「バーグマン400」の試乗インプレッション

5/16(水) 20:25配信

All About

◆久しぶりの400ccビッグスクーター、バーグマン400ABS

2000年前後から空前のビッグスクーターブームが始まったものの、2006年に道路交通法が改正され、民間委託の駐車監視員がバイクの駐車違反をガンガン取り締まるようになりました。違反しているのだから取り締まるのは問題ないのですが、問題はバイクを駐車するスペースがないにも関わらず取り締まりが強化されてしまったこと。

街中の便利なコミューターとして大流行となったビッグスクーターも、取り締まりが強化されたことで売り上げに陰りが見えはじめ、あっという間にブームは収束していきました。

2013年にオールアバウトガイドとして活動を始めましたが、既にビッグスクーターブームは過ぎ去った後。試乗したことがある400ccビッグスクーターはヤマハのグランドマジェスティ400のみ。

ここ数年、250ccビッグスクーターはフォルツァSiやヤマハのXMAXがリリースされたものの、400ccビッグスクーターのほとんどは排気ガス規制の変更などの影響でカタログ落ち。残ったのはスカイウェイブ400から名前を変えたバーグマン400の1台のみとなってしまいました。

400ccビッグスクーターというとグランドマジェスティ400しか試乗経験がありません。このクラスは豊かなトルクでゆったり走るイメージがあります。バーグマン400はどのような走行性能を秘めているのか? 1週間通勤で試乗してインプレッションします。

◆バーグマン400の装備をチェック!気になる燃費、足つき性は?

ヘッドライトとテールランプはLED仕様。ヘッドライトは2灯式で非常に明るく視認性に優れています。推定6000ケルビン前後の青っぽい光は照射範囲をハッキリ視認させ高級感も感じさせます。テールランプも独特なデザインで好き嫌いはわかれそうですが、一目見ればバーグマン400だということがわかるデザインになっています。


ブレーキは、フロントがダブルディスクに2ポッドキャリパー、リアがシングルディスクに1ポッドキャリパーという組み合わせ。250ccクラスのビッグスクーターのフロントブレーキはシングルディスク仕様になっていることが多いですが、トルクがあって車重が重い400ccクラスはブレーキも豪華仕様です。ブレーキのロックを緩和するABSも標準装備となっています。


バーグマン400のシート高は755mmと低い設定です。通常ビッグスクーターはシートが広いので若干股が広がる形になりますが、バーグマン400はシート先端の方が絞り込まれた形状になっているので前の方に座ると股が広がりません。加えて、足をおろす部分のフロアボードがカットされているので足つき性は良好です。


タンデムシートとの間にあるバックレストは位置調整が可能なので試乗中に調整してみようと思ったのですが、工具を使わないとできない設計でした。調整は六角レンチ1本で可能です。初期状態は一番後ろになるように設定されていますが、私の体格だと一番前に設定しても腰をサポートするポジションにはなりませんでした。もう少し調整の幅が欲しかったのと、工具を使わないでも調整できるようにしてほしかったところです。


シート下の収納スペースは意外と狭い印象。以前スカイウェイブ250を所有していたことがありますが、シート下の収納スペースが非常に広く重宝しました。それと比べると、バーグマン400の方が狭くなっており容量は42Lとなっています。

試乗中に使っていたSHOEIのMサイズフルフェイスヘルメットとリード工業のストリートジェットヘルメットはシート下に納めることができましたので、使い勝手は悪くありません。ただ個人的にはこの容量だと少なく感じるので、別途リアキャリアとリアボックスは装着したいところです。


他にもハンドル下の左右2箇所に収納があります。どちらも一時的にペットボトルやグローブを収納するには充分の大きさとなっています。右側はDCソケットが装備されているのでスマホの充電などには便利です。ただし、スマホを入れっぱなしで走行すると破損の可能性があるので、クッション代わりにタオルを入れておくなど工夫は必要かもしれません。


バーグマン400のメインキー横にはパーキングブレーキも装備されています。坂道などに停車する際に使うと安心感があります。

最後に燃費ですが、街中の走行で25km/L程度でした。燃料タンク容量は13Lなので満タンで300km以上巡航できることになります。高速道路を走行すれば更に燃費は伸びますので充分といえるでしょう。

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最終更新:5/16(水) 20:25
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