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iPS心筋シート移植を了承、年度内にも実施へ

5/16(水) 12:23配信

読売新聞

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)から心臓の筋肉のシートを作り、重い心臓病の患者に移植する大阪大の臨床研究計画を、厚生労働省の再生医療等評価部会が16日、条件付きで了承した。

 今後、厚労相の承認を得て、今年度中にもiPS細胞を使った初の心臓病治療が始まる見通し。

 阪大の澤芳樹教授(心臓血管外科)らのチームが、学内の有識者委員会の審査を経て、3月に同省に計画を申請していた。

 計画では、京都大が備蓄する健康な人のiPS細胞の提供を受け、心筋細胞に変化させて直径数センチの円形シート(厚さ0・1ミリ)に加工。心筋梗塞(こうそく)などで心筋の一部が機能しなくなった虚血性心筋症の患者3人(18~79歳)の心臓に、数枚ずつ貼り付ける。このシートは自ら拍動して心機能を補助し、心筋再生を促す成分も出す。弱った心臓の改善効果が見込めるという。

最終更新:5/17(木) 23:36
読売新聞