ここから本文です

知って得する?、非イスラム教徒のためのラマダン・ガイド

5/16(水) 19:17配信

CNN.co.jp

(CNN) イスラム教のラマダン(断食月)の時期が、今年もやってきた。非イスラム教徒はこの1カ月間、どのように振る舞えばいいのか。イスラム教徒からみた10項目のポイントを紹介する。

世界人口70億人の22%にあたる16億人が丸々1カ月、日の出から日没までの断食を続ける。ではそういう友人を持った、思いやりと配慮のある非イスラム教徒はどうか。断食中の友人に無神経な人だと思われないよう、何かできることはあるだろうか。

「ない」というのが答えだが、以下の10項目に従うと、「いい人だな」と思ってもらうことはできそうだ。

1.イスラム教徒の目の前で食事をしても、全く問題なし

世界中のイスラム教徒が30日間、日中の飲み食いを一切断つからといって、あなたが普段通りにしてはだめということにはならない。(ただし、お腹の鳴る音は聞かなかったふりをすること)

2.そうは言っても、ミーティングを兼ねた昼食会はなるべく開かない

ランチタイムに会議を開く必要があるなら開けばいい。しかしその場でイスラム教徒が、肉料理店に連れて来られた菜食主義者のようにただ座っていても気を悪くしないこと。仕事を終えてからの交流会も同じだ。イスラム教徒の同僚がパスしても分かってあげてほしい。

3.一緒に断食をする必要はなし

断食するとどんな気分になるか、試したい人はやってみてもいい。ただそれでこちらの気がとがめることはない。たとえ無二の親友同士だったとしても。

4.でも日没後の食事「イフタール」にはぜひ参加を

日没後のイフタールの食卓は大勢で、にぎやかに囲むのがいい。あなたも一緒にどうぞ。

5.ラマダンがいつ始まるか、分らなくても大丈夫

ラマダンはクリスマスや感謝祭と違って、日付がはっきりとは決まっていない。イスラム暦は月の満ち欠けを基準にした太陰暦で、ラマダンの始まりは新月が見えた日から始まる。年によって日付が変わるのは、そういうわけだ。

6.とは言え、どうか柔軟な対応を

ラマダンの始まりは、月が実際に目で見えた時という古風なやり方で決まる。だから同僚から「明日以降、早く帰れるように早く出勤してもいいか」と聞かれたら、できるだけ応じてあげよう。

7.喫茶店には付き合うけれど・・・

イスラム教徒は日中、水さえ飲まないけれど、休憩したい時は一緒にそこまで歩いてくれる。

8.ただし距離は保ったままかもしれない

つまるところ口臭。試しに飲まず食わずで丸一日過ごしてみるといい。話をする時、常にあなたから30センチ離れた所に立つのは、そのためだ。

9.「ラマダン・ムバラク」のあいさつはセーフ

「ラマダン・ムバラク」は「ハッピー・ラマダン」の意味。「メリー・クリスマス」の宗教色をめぐる論争のような心配はない。イスラム教徒の同僚も、心遣いに感謝してくれるだろう。

10.ただ「私も減量のために断食しなくちゃ」とは、どうか言わないで

ラマダンはそれが目的ではない。しかもラマダンによる副作用の一つは、太ること。日没後に「ドカ食い」をするせいだ。

最終更新:5/16(水) 19:17
CNN.co.jp