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ホワイトハウス「非核化、リビア式ではなくトランプ式でいく」

5/17(木) 6:51配信

中央日報日本語版

非核化の道に順調に入るかのようだった北朝鮮が16日、米国にリビア式の一方的核廃棄の強要は受け入れられないと反発し、韓国には韓米合同軍事演習を問題にした。ホワイトハウスはこれについて「リビア式モデルは使っていない」というメッセージを北朝鮮に出した。

これに先立ち、北朝鮮外務相の金桂冠(キム・ケグァン)第1外務次官はこの日の談話で、「トランプ政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、近づく朝米首脳会談(米朝首脳会談)に応じるかどうか再考慮するほかない」と明らかにした。金第1外務次官による個人名義の談話は非常に異例だ。金第1外務次官は具体的にジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の発言を問題にした。「先に核放棄、後に補償」方式などのリビア式の核放棄、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」、核・ミサイルだけではなく生化学武器の完全廃棄など、ボルトン補佐官が明らかにした立場を一つ一つ列挙して非難した。

これに先立ち、ボルトン補佐官は北朝鮮の核兵器を廃棄して米テネシー州オークリッジに持ち出す非核化措置が先行するべきだと明らかにした(13日のメディアインタビュー)。リビア式モデルを念頭に置いたようなこのような立場に北朝鮮が反発したのだ。

金第1外務次官は「これは大国に国を丸ごと任せきりにして、崩壊したリビアやイラクの運命を尊厳高い我々国家に強要しようとする甚だ不純な企ての発現」と述べた。金第1外務次官はまた、米国の敵対視政策の中断だけが先決条件だと明示しながら「我々は米国に期待をかけて経済建設をしようとしたことはなく、今後もそのような取引は絶対にしない」と明らかにした。

北朝鮮は韓国もターゲットとした。この日0時30分ごろ、高官級会談北側代表団長の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長名義の通知文を送付し、午前10時に開く予定だった南北高官級会談を無期限で延期すると明らかにした。北朝鮮官営朝鮮中央通信はこれに続いて「我々は南朝鮮で無分別な北侵略戦争騒動と対決乱動が広がる険悪な情勢下で、16日に予見されていた南北高官級会談を中止する措置を取らざるをえなくなった」と明らかにした。「11日から南朝鮮全域で我々に対する空中先制打撃と制空権掌握を目的に、大規模な『2018マックスサンダー』合同空中戦闘訓練を行っている」としながらだ。

これに対してサラ・ハッカビー・サンダース報道官は16日(現地時間)、「リビアモデルは我々が採用中のモデルではない」としながら「(私たちが進めているのは)トランプモデルだ」と述べた。ボルトン補佐官が既に言及した非核化方式を異なるものになる可能性があることを示唆した発言だとみられる。ボルトン補佐官はこれに先立ち、FOX(フォックス)ニュースに出演して「米朝首脳会談の成功は依然として希望的」としながら「大変な交渉になるだろうと考えて準備してきた」と述べた。また「もし会談が開催されないなら、我々は最大の圧迫戦略を継続していく」と付け加えた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は17日午前7時、国家安全保障会議(NSC)常任委会議を開く。