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トランプ政権は「気まぐれ」 EU議長、声明で批判

5/17(木) 0:36配信

朝日新聞デジタル

 欧州連合(EU)のトゥスク首脳会議常任議長は16日、ブルガリア・ソフィアで声明を発表し、米国のトランプ政権を「気まぐれで強引」と呼んで異例の辛辣(しんらつ)さで批判した。

 トゥスク氏は、EU首脳による夕食会に臨む前に記者団に声明を述べた。夕食会は、トランプ政権によるイラン核合意からの離脱や鉄鋼・アルミへの高関税適用をめぐる対応が議題。トランプ大統領による最近の政策判断について「こんな友人がいるなら、もう敵はいらない」との言い回しで、EUに敵対しているとの不満をあらわにした。EUはイラン核合意にとどまると改めて鮮明にした。

 また、「中国の台頭、ロシアの攻撃的な姿勢に加え、我々は米政権の気まぐれで強引な姿勢という新たな現象を目の当たりにしている」とも述べ、多国間の約束をほごにするような政策を次々に繰り出すトランプ政権の行動が、世界における新たな課題になっているとの認識も示した。(ソフィア=吉武祐)

朝日新聞社