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日本外務省、台湾のオブザーバー参加に支持を表明 WHO総会

5/17(木) 13:53配信

中央社フォーカス台湾

(東京 17日 中央社)日本外務省の安藤俊英副報道官は16日、世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加を一貫して支持する日本政府の姿勢を表明した。台湾での重症急性呼吸器症候群(SARS)発生から今年で15年になることに触れ、「感染症対策を始めとする国際保健課題への対応に地理的空白を生じさせないためにも、台湾が何らかの形でWHO総会に参加することが望ましい」と述べた。定例会見で中央社の質問に答えた。

今年のWHO総会はスイス・ジュネーブで21日から開かれる。台湾には招請状がいまだ届いていない。台湾は2009年から2016年まで8年連続でオブザーバー参加してきたが、昨年は中国大陸の圧力を背景に出席できなかった。

台湾のWHO総会出席に向け、各国から支持が表明されている。米議会下院の与野党議員172人は16日、署名入りの連名の文書をテドロス・アダノムWHO事務局長宛に送付し、台湾の今年のWHO総会へのオブザーバー参加と今後の年次総会、技術会議への無条件での出席を認めるよう「強く求める」と働き掛けた。米議会が台湾のWHO参加を求めてWHOに直接書簡を送るのは初めて。

外交部は17日、台湾のWHO参加問題に対する米議会の長きにわたる力を惜しまない支持に真摯に感謝を表明するとの声明文を出した。

(黄名璽、侯姿瑩/編集:名切千絵)