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阪神・植田、チーム単独トップ7盗塁目!ペットボトル投げ込まれる惨敗の中…唯一の光

5/17(木) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、阪神0-5DeNA、6回戦、阪神5勝1敗、16日、甲子園)最初から最後まで、塁上を駆けることができたのは、ほぼ植田だけ-。6戦連続2得点以下は2012年8月11月の広島戦(京セラ)以来、実に6年ぶりの不名誉だ。やられっぱなしのまま迎えた試合終盤。右翼スタンド付近から、フィールドへ“何か”が投げ込まれた。どんなに試合展開でも、決して許される行為ではない。懸命に走り拾った、ボールボーイの後ろ姿がむなしかった。

 0-5の九回一死。今季からDeNAへFA移籍した大和が、この日2安打目となる右前打を放った直後だった。突然、試合が止まった。茶色い中身がたっぷりと入ったペットボトルが、右翼の芝生上に転がっていた。虎党が投げたとは思いたくない。選手やプレーに直接の影響がなかったことが、不幸中の幸いだった。ただでさえ悔しいゲームの後味が、さらに後味が悪くなるところだったが、そんな展開でも植田の足だけは輝いた。

 直後の九回先頭で、意地の三塁内野安打。微妙なタイミングで「リクエスト」されたが、自慢の足で間一髪セーフにしてみせた。植田自身、発熱から復帰して以来初で、9日の巨人戦(東京ドーム)以来となる出場3試合ぶりの安打。間違いなく、未来を灯す「Hランプ」だった。

 序盤にはチーム単独トップに立つ、今季7盗塁目を決めていた。一回一死から四球で出塁し、続く糸井の2球目ですかさず二盗に成功。悔しさばかりが残った一戦。塁上を威勢よく駆けめぐった植田の足だけは、虎党には輝いてみえたはずだ。

 「初回だったので早いカウントで行こうと思っていました。でも、点が入っていないので…」

 こんなゲーム後では、喜べるはずもなかった。力強く飛んでくる声援を追い風に、もっともっと走って虎を勝たせるつもりだ。

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