ここから本文です

【大相撲夏場所】逸ノ城が肉体改造で怪物復活 重くても動ける体で横綱の脅威に

5/17(木) 14:29配信

東スポWeb

 再び旋風の予感が漂ってきた。大相撲夏場所4日目(16日、東京・両国国技館)、関脇逸ノ城(25=湊)が幕内豊山(24=時津風)を下して初日から4連勝。左で張ってから右を差すと、左の上手を引く盤石の体勢で寄り切った。取組後は「万全。前に出て勝ったので、自分の相撲です。体は動いていると思う」と完勝に胸を張ったが、復活を遂げつつある怪物に何があったのか。

 2014年の秋場所では優勝次点の13勝を挙げて殊勲賞と敢闘賞をダブル受賞し、一大旋風を巻き起こした。しかし、その後は持病の腰痛に苦しんだ。そこからダイエットを敢行して200キロを超えていた体重を187キロまで減量。筋肉をつけながら体をつくり直し、今場所前の体重測定では幕内最重量で自己最高を塗り替える225キロを記録した。

 一方で、自ら積極的に出稽古を行い、横綱白鵬(33=宮城野)に胸を借りた。師匠の湊親方(49=元幕内湊富士)は「自分から出稽古に行くと言ってきた。稽古で自信をつけた」と愛弟子の前向きな姿勢を評価する。体重増が相撲に与えている影響についても「体が重かったら動けていない。動いているということは、重くないということ」と“適正体重”であることを強調した。

 肉体改造によって生まれ変わった怪物は、横綱大関陣にとっても脅威の存在となりつつある。審判部長の阿武松親方(56=元関脇益荒雄)は「強い。自信が戻っている。一つ上(大関)を目指せる力士になった」と太鼓判を押す。今場所は関脇栃ノ心(30=春日野)が大関取りに挑むなか、もう一人の大関候補にも注目が集まりそうだ。

最終更新:5/17(木) 14:35
東スポWeb

あわせて読みたい