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広島・坂倉、代打適時二塁打 19歳が一矢「何とか必死に」

5/17(木) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島2―5中日(2018年5月16日 ナゴヤD)

 広島・坂倉将吾捕手(19)が16日の中日戦で今季初安打となる適時二塁打を放った。8回1死一塁で代打登場し、右中間突破の快打。無得点に抑えられていた柳に一矢を報いた。2―5で敗れてナゴヤドームでは今季5戦5敗。悔しい2連敗にあって明るい光をともした。

 リーグ随一の赤ヘル打線が打ちあぐねた中日・柳から初得点を奪ったのは坂倉だった。8回1死一塁、代打として登場。カウント2―2から外角のチェンジアップを引っ張ると、打球は右中間を真っ二つに割った。一塁走者を本塁へ迎え入れた今季初安打。プロ通算2安打目にも二塁ベース上で表情を緩めることはなかった。

 「出番が少ない中で何とか必死にいこうと思っていました。外に目つけをしよう…とコーチとも話していました」

 飛躍を期した2年目の始まりは理想通りにはいかなかった。意気揚々と初の1軍キャンプを完走した後、春のオープン戦でつまずいた。11試合で打率・182。開幕直前に2軍行きを通達された。4月12日に昇格した際はわずか2打席に立っただけで3日後には降格。5月1日からの再昇格後も実情は変わらず、3打席しか立っていなかった。

 「打席が少ない難しさは多少あります。でも、それが自分の持ち場なので」

 15日の試合前にはウエスタン・リーグの中日―広島が開催されていたナゴヤ球場にいた。遠征先では珍しい親子試合。「しょうがないですね」。出番の少ない現状に悔しさを押し殺して「6番・捕手」で先発出場。夏を思わせる暑さの中、4打数2安打を放った後、ナイターに駆けつけた。わずかな好感触を頼りに代打での結果につなげた。

 「(開幕2軍に)悔しさはありましたけど、それが実力。これからはどんどん打てるようにしたい」

 今季のナゴヤドームでは5戦5敗。重苦しい空気に包まれる鬼門で19歳の一打はひときわ輝いた。西川が不振で降格となって以降、適任者がいなかった左の代打枠としても名乗りを上げた。(河合 洋介)

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