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阪神、DeNA東にお手上げ…3安打零敗で金本監督就任後初の屈辱

5/17(木) 8:39配信

スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 阪神0―5DeNA(2018年5月16日 甲子園)

 阪神は16日、DeNA戦(甲子園)で今季3度目の零敗を喫し、借金1となった。DeNAのドラフト1位・東の前に今季最少タイとなる3安打に封じられ初完封を許した。新人に完封負けするのは2015年に巨人・高木勇に喫して以来、金本監督就任後では初めての屈辱となった。

 辛い現状を象徴するラストシーンだった。0―5の9回、無死から連打で一、二塁としたが4番・福留は遊ゴロ併殺打。この日、初めて三塁まで進んだが、ロサリオは簡単に追い込まれ東の118球目、外へのチェンジアップを引っかけ遊ゴロに終わった。

 「(東は)まあ、良かったんじゃない。(打線は)先週からずっと悪いわな」

 お手上げ状態に金本監督の言葉にも力がなかった。8日の巨人戦で9得点した後、この日を含めた6試合で計7得点の惨状。安打は5日中日戦で11安打したのを最後に8試合連続1桁安打となった。

 この日も初回に植田の四球と盗塁で得点機をつくったが3、4番を組む頼みの糸井、福留があっさりと凡退。東に勢いを与えてしまい、8回までは福留の左前打による1安打に封じ込まれた。片岡ヘッド兼打撃コーチも「あれだけ抑えられたら厳しい」と険しい表情。15日のDeNA戦は勝利したが、6安打で2点しか奪えず。試合後に指揮官も「まだまだ」と話していた不安が的中する結果になった。

 不振を極めるロサリオに光が見えないことが、今後をさらに不安にする。この日も2回無死からの第1打席は1、2球目の甘い直球を見逃し3球目の低めチェンジアップで空振り三振。4回1死一塁では初球の真ん中より直球を打ち損じて三ゴロ。7回無死一塁でも平凡な中飛に終わるなど全打席で内容も悪い。

 13日の練習から打撃フォームを従来のすり足ではなく左足をやや上げてタイミングを取る新フォームを取り入れているが2試合ノーヒット。それでも、金本監督は「それ(出場して復調を待つ)しかないわな。代わりはって、代わりもおらんしな」と、打つ手なしの状況に今後も先発起用する方針だ。

 9回の守備中には、先の見えない苛(いら)立ちからか、外野スタンドからペットボトルが投げ込まれるなど、虎党の不満もたまりつつある。「(浮上のカギは打線かと問われ)そうでしょう」と即答した。勝率5割前後の状況を打破するには、大型連勝がいる。そのためには、打線の奮起が不可欠。眠れる新助っ人とともに金本阪神の我慢は、いつまで続くのか…。(山本 浩之)

 ≪あわや31年ぶり新人に1安打零敗≫阪神は今季3度目の零敗で、1投手による零封負けは初めて。新人投手に完封されるのは、15年4月5日巨人戦の高木勇(現西武)以来。DeNA戦に限ると、13年7月28日の三嶋以来5年ぶりになる。この日は東の前に8回まで1安打。仮に新人に1安打零封負けなら、87年8月23日中日戦で近藤真一に喫して以来、チーム31年ぶりの屈辱になるところだった。

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